司祭年終わる
市立美術館には今日の午前中しか時間がないというのに生憎の雨。逡巡したがふと思い立った。
先日、登山口で口蹄疫による消毒を求められたときどっぷり浸かったので思わず足を引っ込めたのだが「大丈夫水は入らないから」とベテランに太鼓判をもらったのが心に残っていたからだ。水に強い=雨に強いとつながった。そこで山ではく機会のなかった雨具用パンツとトレッキングシューズを倉庫から引張り出したというワケ。靴は体験済みでも雨はまだ。トレッキングシューズといっても、若者がはくあの不似合いなほど大きなヤツよりはずっとスマートだ。
ワクワクしながら外に出た。小雨ではあったが横殴りのためスボンにはたちまち水滴が。靴は保証済みなので下半身は完全武装。快適快適。なるほど雨の日はこれに限る。歩き出してすぐにガッテン。子供の頃、はじめてゴム長を買ってもらったとき雨が待ち遠しかった時のことが蘇った。そして、待望の雨がやって来ると水溜りを見つけては「ドウダ!」と言わんばかりに力まかせにバシャンとやったものだ。そして、今日だって「もっと降れ!」と小雨を挑発するかのようにノッシノッシと歩いた。新しい発見は大人をも子供にしてしまう。会場までの10分間の街中トレッキングは楽しかった。
その会場は会員展と応募展とに分けられていた。会員の作品はさすがに年季が入っている。それにそれぞれ自分のテーマというか世界があってそれをなんとか表現しようと格闘しているように見えた。自分にはまだまだ遠い世界だ。応募展の中程に我が作品もあった。なんだか照れくさかったが、同じ教室の仲間たちも全員が存在感を発揮していて嬉しかった。一人は佳作賞に輝きみんなで「ヤッター!」とハイタッチしたいところだ。ボクにとっては中学2年生の時だったか、夏休みの宿題に描いた村の風景画が「秀作」として貼り出されて依頼の歴史的な出来事。
2:00、司祭年を締めくくる閉年ミサ。USTREAMで生中継。事前のキャンペーンをしておくべきだったがウッカリだ。ミサ後、例の広報の日教皇メッセージを解説。ホールに移動して録画を放映。「そのうち病院のベッドでもミサを見ながら一緒に聖歌を歌ったりお祈りしたりできるのです。どれだけ慰めになることか!そう思いませんか?!」元婦長さんがニコニコしながら頷いておられた。多くの人が少しづつネット宣教に関心を示しつつあるのは間違いない。
ついでに昨夜出版パーティーを開いた「世界遺産の道」も紹介。数人が求めていた。元気のでる本だ。多くの人に読んでもらいたい。1500円。注文はemikokogawara@live.jpまで。
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