名医、感動と希望
「ご主人、実は、これ老化現象なんです。骨と骨の間のものがなくなったので骨と骨が直接触れ合って痛みが出るのです。ま、治療法はないんですよね。」50を少し過ぎた頃有名な病院での宣告。「あーもうテニスもできなくなる。」失望落胆の深さに打ちのめされた。
数日後整骨院に行った。「人間の体はですね、不具合が生じると自分でよくなろうとするんです。たとえば、お宅のひざ。確かに磨り減っているかもしれませんが、痛くないように体が適応してそのうち痛くなくなります。」目の前がぱっと明るくなった。たくさんの感謝とともに言葉を尽くして先生を称えたことは言うまでもない。気を取り直して足を引きずったりしながらもテニスを続けた。やがて、僕のひざはまるで先生の暗示にでもかかったかのように刺すような痛みを和らげ、今では、何十キロ走ってもまったくなんともない。
古い話になったが、実は、今日思い余って針の先生を紹介してもらった。針を刺しているようでもあるがほとんど感じない。お灸に温熱灸。ちょうど一時間。「足首をひねってみてください。」違和感のある部分をさすと、左手をさすりながら「そこでしたらここなんです。今度はどうですか。」何度か違和感の部位が動く。そのたびに、左手のツボも変わる。最終的には、90%の違和感が消えた!
「次はいつ来たら・・・」「いえ、もう結構です。一種の筋違いです。元に戻しておきましたから、そのうち元通りに良くなりますよ。」キッパリとした診断にあのひざのときの感動と希望が蘇った。歩くもよし自転車もよし。先生の太鼓判を貰って帰る足取りの軽さよ。
少し遅めの夕食で見た「クローズアップ現代」は台風の進路の解明がテーマのようだった。「観測のつぼ」が何度も出てきておかしかった。台風にもツボがあったとは!
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