久しぶりに一人でＮＨＫの「ためして合点」を観た。テーマは確か「ラジオ体操は健康に効果がない」だったと思う。しかし、「命にかかわる」重大な効果があると。

それも驚きだったが、この数日、足首の変調からランの代わりに一時間あまりのウォーキングで調整中。たかが歩き、されど歩きだ。具体的に数字で表してみると。三日前の体重59.5キロ。体脂肪13.5。内脂肪9。翌日一時間のウォーキング。体重58.5キロ。体脂肪12.7。内脂肪７。今日のウォーキング１時間半。体重58.5キロ。体脂肪10.5。内脂肪５。

僕の記憶には内脂肪こそが怖いという提言が生きている。それこそが食生活を野菜中心に変えた動機だった。前にも書いたが、歩くだけでこれほどの変化が体内で生じていることにショックにちかい驚き。十キロ走っていてもこんな激変を体験したことはない。この数値が健康のバロメーターになるのなら何も走る必要はない、と思ったほどだ。

だからというか、たとえば司教会議で一週間走れないことを嘆く必要はないことに気がついた。ウォーキングで走りを再開するための準備をしておけばいい。

ウォーキングの利点もあることに気がついた。雨の日でも傘をさせば歩ける。いつもそばを通る信者のパン屋さんによってアップルパイを買うこともできる。今日は、ふとポケットに手を入れたらロザリオがあった。かねての四倍も唱えることができた！

そうそう、あの名医からメールが入った。いや直接ではない。紹介者からの転送だが、嬉しかった。足首の変調は「年のせいではなく10キロからいきなり20キロを走る無茶」のせいだって。「年相応に、ナントカの冷や水にならないように気をつけます」といって鍼灸院を出たときの言葉を覚えておられたらしい。さすがに女性らしい心遣い。違和感がゼロなら走りを再開してもいいということだったが、「先生、当分は、ウォーキングを楽しんでみます。」