唇にみ言葉を
ハヌミニ ポバッシムニダ!20日の叙階式の数日後、ザビエルのロビーで信者さんから声をかけられた。一瞬、何を言ったのか戸惑った自分を恥じた。
ミサの中で、今日集まったみんなの合言葉にしよう!と言ったのは他でもないこの自分だったのだから。それにしても、ずいぶん流暢に言えたものだ。何度も練習したに違いない。それが嬉しかった。やはり外国語の力だ。
神様が選ばれた、と日本語で言っても、あ、そうですか、ということで終わりそうだが、ハヌミニ ポバッシムニダ!となるとインパクトが違うということも聞いた。今後は、一言で言えるこうした短い韓国語のみ言葉をはやらしたいいかもしれない。教区にハングルみ言葉ブーム到来?そして、唇にみ言葉を!が新たなモットーになる。いい流れだ!
み言葉と言えば、先日の聖マリア学園理事会での分かち合いは興味深いものがあった。吉野幼稚園では、毎週だったか、毎月だったか、子供たちにみ言葉を紹介して暗記してもらうことをはじめているという。子供たちは喜んで覚え、家に帰ってからも家族に紹介しているという。すばらしいこと!と感謝の評価が寄せられているのだという。さすがカトリックの幼稚園だ。生きた主のみ言葉が子供たちの生涯を通して力強く働き続けることで、どれだけ価値ある人生を手にすることができるか、想像しただけで夢が膨らむ話だ。
話を元に戻すが、アントニオとドミンゴの二人の新司祭が今日帰国した。まさに、永遠の司祭職という錦の御旗のもとに堂々の帰還だ。いや、あんまり堂々としてもらいたくないのだが。永遠の司祭ご自身はロバに乗ってヨタヨタのエルサレム入城だったのだから。ともあれ、復活祭明けの来週あたりから、お礼参りの初ミサで忙殺されることだろう。
司祭をこの上なく尊び敬うお国柄だけに、ご両親や身内のみなさんはどんなにか誇らしく二人を迎えたことか、想像しただけでまたウルウルだ。楽しい休暇を過ごしてほしい。
明日は、はや、聖香油のミサ。司祭職制定を祝う時でもある。
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