5分間学生論
毎朝5分の道のり。そんなジムの帰りの今朝8:30過ぎ。前を行く3名の専門学校生(近くの歯科衛生学院の制服で分かる)、
急げば間に合うあたりで信号が青に。ボクならとっくに走っているところだが、動じる気配はない。おしゃべりしながら悠然と歩いている。交差点に着くや信号は赤に。「あーモッタイナイ!」人ごとながら思わず「同情」した。ふと、少々の雨でも濡れて平気な若者が目につくがそのテかと。
それにしても彼女たちはどうして急ごうとしなかったのか?そんな命題にとりつかれながら遅れて彼女たちの横に立った。車が止まったのを見て、青に変わる寸前で歩きだしたが彼女たちは青を見届けての発進。その頃になると、彼女たちが急がない根拠のない理由に思い至った。
一人が小走りで信号を先にクリアーする。あとの二人がいう。「おじさんみたい!」(先ほどの緊急事態に直面して一瞬ハシロウカ!と思ったのだが前の三名を追い越した途端冷笑を買いそうで取りやめた経緯がある)。ともあれ、実は、これにはもっと深いワケがある。
早めの着席はスマートではない。ギリギリに悠然と腰掛けるのがいい。つまり、走って駆けつけるほどの価値を勉強に感じてはいないのだ。少しでもいい席で真面目に授業を受けようとするのはダサイ?スネカジリとは本来そんなものなのだ。
独り身の伯母の世話を受けながら過ごした高校時代。何年生だったか、臨時休校の知らせに「ヤッター!」と声を上げたとたん「せっかくお金も払っているのにソンシタ!と思わないのかねー。」苦学した伯母が呆れ顔で慨嘆したのが思い出された。彼女たちもそんなセリフを吐くようになるのだろうか。
ともあれ、このところの大雨で一番喜んだのは屋上の植物たちのようだ。青々と元気がいい。
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