国分幼稚園卒園式
国分幼稚園卒園式。ここの園長先生も初めての卒園式。駅から幼稚園までの15分は春の日差しが心地よかった。メインストリートは満開の光陽桜で飾られ、卒園式に文字通り花を添えていた。
園長室で開式を待つ間も、園長先生は「緊張する」。しかし、初めてとは思えない落ち着きで、卒園証書の授与とあいさつという大役を無事こなした。
「理事長先生の挨拶」で壇上に上がると、子供たちの好奇の目が光った。
「ご卒園おめでとうございます!」に続いて「皆さんは運動会とかクリスマス会とか音楽発表会とかたくさんのことで、手や足が強くなりました。もう一つ強くなったものがあります。ナンだと思いますか?」「…」自分の胸を指でさしたものだから、「しんぞう!」父母の席からも思わず笑いがこぼれたが、これは志布志時代に学習済み。「そうだな、心臓も強くなったでしょうが、目に見えないものです。」「こころ!」はじかれたように元気のいい返事が返ってきた。そして、数分の「強い心」談義を子供たちに。
父母のみなさんには「左手は自分の心で右手は神様の心です。二つの心が一つになれば、失望することはあるかもしれませんが、絶望することはありません。自分の心だけで生きる人生がさまざまな悲劇を引き起こしています。私たちに命をくださった神さまは決して見捨てることはありません。幼稚園教育を通して私たちが皆さんにお伝えしたいのはこのことです。どうぞ子供たちが…。」講演会調に過ぎたかも。
お昼の後で向かった駅の直前で、白衣を着た三人の若者に呼び止められた。「全身手もみマッサージ。20分500円」のチラシに、即「お願いします!」電車の時間を告げると「あ、大丈夫ですよ。楽勝です!」2週間前に開院したばかりで呼び込みによるキャンペン中だと分かった。受付カウンターもなくだだっ広いフロアーには仕切りのカーテンもなく、ベッドが7,8個あるだけの解放度百。
「ご出身は?」「奄美!」「あ、やっぱり。ボクも奄美です。」会話もあっけらかん。「郡山さんは次回から300円です。」「へー、いいね!」電車の中で改めてチラシを見て納得。「70歳以上の方は2回目から300円!」カルテに年齢の欄があったことも納得。
思いがけないボーナスをもらったような卒園式だった。
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