奄美地区信徒大会
鹿児島教区最大のみこころ教会が 超満員の3日午後2:00、奄美地区信徒大会開催。トップバッターの小教区に思わず身を乗り出した。
不自由な日本語ながら懸命に準備された説教。それが印刷されて小教区中に配布される。ミサに来れなかった仲間への配慮もさることながら、誇らしげに喜々として発表する2人の姿に涙が出た。叙階第1号という個人的な思い入れとともに、何よりも言葉の問題で一番気がかりな派遣だっただけに、信者たちに受け入れられ、支えてもらっていることが分かってホットしたからだ。
未だにと言うとなんだが、東北震災の復興を願って教会を巡りながらロザリオの祈りを捧げている、という小教区の姿は、「復興を成し遂げるまで寄り添う」という日本教会の姿勢と同じ。遠い奄美の地で震災が風化していないことが嬉しかった。
地域活動のため子供が教会に行くのが難しい現状はあるが、親が家庭でどのように対応しているのか、家庭での祈りは?そういうことなしに子供に信仰は伝わらない。正論だが、若い父親の発表だけに説得力があった。シスターたちから出された、信徒リーダーの養成をという要望は、もう少し具体的に聞きたかった。信徒代表、必ずしもリーダーにあらずということか。
地区長の総括で、課題が①信仰の再発見②新しい福音宣教であったことが分かった。①は各発表で尽くされていたが、②については皆無だったこと、今後の奄美の課題が鮮明になったとの指摘は、新しいチャレンジ。
必ずしも明確になっていない新しい福音宣教についての丁寧な提示や話し合いが必要かと思った。どのように準備がなされたか知らないが、「新しい福音宣教とは?」という一点を前面に出して、「小教区の現状から将来の教会を考える」とすればよかったかもしれない。そういう反省をもとに、奄美の教会の新しい取り組みと来年の大会に期待したい。
説教音声はこちら。
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