11:27の在来線で阿久根教会3:30のミサへ。12:16、小1時間で川内着。

ちょうどお昼だ。850円の天そばは味も量も申し分ない。つゆにお茶を注いだらこれがまたいい味。飲み干した。もっとも、三度もお茶のお代わりを願ったのはさすがに気がひけたが。乗り換えた肥薩オレンジ鉄道は乗客もまばら。そのせいか、定刻より5分も早い1:55分着。曇りのせいか、暑さを感じないのでゆっくり歩くことに。それでも10分とちょっとで着いた。

ミサ参加者は老人ホームの人がほとんどで約40名。3名のシスターと町から7,8名。小学生もいたので驚いた。助祭さんの末っ子だと聞いて二度ビックリ。子育て中だったとは！認識不足だ。それにしても、念願の「子育て中助祭会」の可能性を間近に感じて嬉しかった。

信徒の皆さんとの夕食会はフランス料理。魚尽くしは肉食をしないボクへの配慮。ありがたかった。すべて美味しかったのだが、とくに、アジのカルパッチョとカボチャのポタージュ、それにパンは絶品。「司祭は社会の中に出て行かないといけない。」会食中は深刻？な話題も出されたが、道々聞いた話がずっと心に残っていた。つまり、昨年の慶事は老人ホームの職員の中から受洗者が出たこと。カトリックの施設としての面目躍如、拍手を送りたい。幼稚園から大学に至るまでカトリックと名のつく全ての施設が、なんとか主のブドウ畑になって、収穫を期待したいところだ。

とにかく、小さな共同体で祝われた洗礼の意味は大きい。共同体としてはミニサイズでも熱さはビッグサイズ。生きている姿に出会えば疲れも吹っ飛ぶ。ともあれ、信徒会長をはじめ皆さんとのこうした交わりははじめてなだけに、身近さが増したことは言うまでもない。

8:30帰館。