平和は海を越えて
インドネシアといえば、イスラムの国というイメージがあるが、確かに、総人口2億から見るとわずか3%に過ぎないが、650万人ものカトリック信者がいる。
以下、5日配信のCathnewsより。学生版諸宗教対話。去る3日、オブレート会神学校での平和を築くための諸宗教対話ワークショップに参加したカトリック、ムスリム、そしてプロテスタントの19名の学生たちが感想を述べた。
カトリック大学で学んでいるムスリム女子学生は、閉鎖的なムスリムの友だちに働きかけてもっと外に眼を向けるように誘うつもりだと目を輝かせていた。またもう一人のムスリム学生は、他の宗教を信じている人と交わるほうが、仲間のムスリムの人と交わるよりもずっと易しいとの感想を持ったという。
このプログラムには、各宗教施設を訪問したり、宗教行事に参加したり、また慈善奉仕のプログラムも組まれたという。
この記事に目が留まったのは、5月13日に発足した、鹿児島県諸宗教懇和会のことがあったからだ。目指していることも全く同じで、相互に訪問し合ったり、宗教行事に参加したり、それに、天文館での募金活動にしても、全く同じではないか。海を越えた南の国でも、しかも、若い学生たちがこのような体験をするという、これこそが平和な国づくりの根本。イザヤの預言が思い浮かぶような話だ。「彼らは剣を打ち直して鋤とし、槍を打ち直して鎌とする。国は国に向かって剣を上げず、もはや戦うことを学ばない。」(イザヤ2,4)
そういえば、夕食後のクローズアップ現代では南スーダン独立のことを取り上げていた。石油問題も平和裏に解決して欲しい。
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