届いた届いた
「私はあなた方を遣わす。それは、狼の群れに羊を送り込むようなものだ」(マタイ10.16)。派遣主の後ろ盾があることが前提になっていることは言うまでもないが、「だから、蛇のように賢く、鳩のように素直になりなさい。」なんだか、突き放されたみたいで「怖い」。
「蛇の賢さ」とは?「蛇はたとえ体が切り刻まれても、全てそのままにさせ、激しく抵抗することもなく、そうして頭を守ります」(聖ヨハネ・クリゾストモ)。今朝の読書課朗読より。頭とは信仰のことだという。殉教者たちは蛇の賢さの体現者。列福式が24日だけのことではないから気をつけるようにと早くも釘を刺された感じだ。
心待ちにしていた「西洋紀聞」が届いた。去る6-8のカトリック学校宗教科担当教師研修会で出会った古居女史の講演で紹介された新井白石の著作。門外漢には無縁の書かと思っていたのだが、紹介された原文がかなり理解できることに興味をそそられた。何よりも、西洋の事情だけが述べられているのかと思ったら、どうやらシドッチ神父のことがもっと分からしいというので注文したのだった。早速パラパラめくってみた。ちょうど真ん中ほどに「八 ヨハンバッテイスタ物語」が目に飛び込んだ。初めてのパソコンでも触るようなワクワク感が湧き上がった。今年は、師の上陸300年の記念の年。よし、しっかり読破しよう。気合が入った。
届いたといえば、25日夕方長崎から帰ってみると、喜界島の教会を守る四條助祭から島の特産がどっさり届いていた。三度目の銘酒宅配。まるで、昨晩最後の一本が終わったのを見届けるかのようなタイミングの良さ。実は、先日の会議の際、前回送られたままの箱が司祭館の食堂に無造作に置かれているのに気づいた師が箱を覗きながらつぶやいたのを聞き逃さなかった。「あ、もうないね。」一堂に代わって深謝。
もう一つ届けものがあった。屋久島でお世話になったS嬢から列福式のナイスショットが6枚。祭壇からは撮れない貴重なショットばかり。これも感謝。無断掲載をご容赦ください。
9:10放送のBS1のために、9:00からの電話で祈る会はお休みの届けをした。
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主に感謝☆
この席も「終了後ダッシュで帰る+祭壇が良く見える」という、不信仰な理由から選びましたが、司教様や神父様たちを間近で見ることが出来て感激しました。
教皇代理様と握手しました!(恵みなのか、ミーハーなのか)
西洋紀聞は私も読みました。シドッチ神父の箇所だけでしたが。古居先生の講演を聴いて、もう一度読み直そうと思います。
鳩のように…壁画の序幕式の白い鳩が印象的でしたね。
5年前に御父からエレミヤの言葉を頂きましたが(エレミヤ1:4~8)、いつまでも“子ども”ではなく“蛇のように賢く”もしていく時期なのかも、と思いました。
また、学びを頂きました。
ありがとうございます。