最後の小教区訪問?
聖園老人ホーム訪問。しかし、結果的には29の小教区の29番目の訪問となったのだが・・・。
何ヶ月ぶりだろうか。鹿児島は雨でも阿久根は晴れ。川内を基点とする肥薩オレンジ鉄道。10:37発の乗客は十数人?「一人年一回乗車してください」だったか、そんな意味の車内広告が。県民がみんなで一人年一回乗車すれば採算が取れるということらしい。駅から老人ホームまでの徒歩は軽い運動。小学校の運動場から全景をワンショット。北西の風が強くホーム入り口のドアはロックされていた。強風時にはいつもロックしていた西之表の教会を思い出した。11:40ごろ園長先生ほか職員の皆さんの丁寧なお出迎えを受けた。
一服の後司祭館へ。昔の小さな司祭館しか記憶になかったので邸宅のような立派な構えに驚いた。主任司祭としばしの歓談の後、園長さんとお昼に向かった。「ここはちゃんとしたのを出してくれるはずです。前の店はひどかった・・・」。園長先生の期待通り、好物のアラ煮は絶品だった。
2:30ミサ。考えてみると、老人ホームでのミサは初めて。入所者でない信者たちも参加。「司教様が私たちの小教区を訪問してくださって・・・。」「あ、これは小教区訪問だったのか・・・。」共同祈願を聞きながら気がついた。みさご、香部屋で主任司祭からも礼を言われた。「いやあ、ちょうど良かったです。29番目、最後の訪問となりました。」ついでというのは失礼で心苦しかったが・・・。ちなみに、入所者60名中30名が信者で、外からの信者は10名程度。
それにしても、説教中の大きなクシャミが規則的に。ため息をつく人もいて、明らかに小さなブーイング。「負けずに大きな声で話します」にブーイングが笑いに変わった。そのせいかどうかクシャミも収まった。この手のハプニングはいろんな場面でよく起こるに違いない。スタッフの落ち着き具合から感じた。
「和解と償いの家つくり」だったか、昨晩のBS1放送のドキュメンタリーを取り上げて「神の国の姿」を話し、神様がみんなに託された夢の実現に皆さんも呼ばれている。入所者のうなづきが嬉しかった。
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