峠を越えて・・・
久しぶりに幼稚園での講演。1時間15分の峠を越えてのドライブは久しぶり。
東京往復の機内で話のメモの整理ができたのでハンドルを握る手にもゆとりが。直前に届けられた贈呈本「モンテッソーリ教育を受けた子どもたち」(相良敦子著河合で書房新社)も大いに役立った。これも機内で読破。著者とは神学4年生の時に出会って以来、とくに幼稚園に関わるようになってからは時々お会いする機会があったが、本を頂いたときは、ずいぶん疎遠にしていた人が目の前に突然姿を現したような驚きとともに早速ページをめくったのだった。
コツコツと40年もの間モンテッソーリ教育の普及に努められただけあって控えめだがぶれることのない子供観は教育界の預言者。大学生や社会人になった子供たちの証言や親からの報告が収められているので、モンテッソーリ教育に携わり、未だに今日のように時々幼稚園で講演している立場としては具体的な裏付けを貰ったようで励まされた。余談だが、オバマ大統領やクリントン夫妻もモンテッソーリの教育を受けたのだという。
ともあれ、今日の講演のテーマはいつものことだが「子育ては個育て」-新しい子育て文化としてのモンテッソーリ教育ー。中ほどで「子供は褒めて育てない!」と語調を強めたら最前列に座っていた仲良し三人組風のお母さんたちが驚いたように思わず顔を見合わせたのが印象的だった。質問にも三人で相談したり前向きな反応が嬉しかった。「説教のとき男性ではなく女性を見て話すといい。目が合うときっと頷くはずだから。」神学生時代の説教指導の司祭の「上がらないコツ」が蘇った。そうでなくても、今日のお母さんたちは「話させ上手」だった。
帰りに寄った峠の茶屋ならぬ蕎麦屋の手打ちそば絶品。中の二本のえびも大きくしかも680円。それほど期待していなかっただけに大満足。どちらが付属か分からないが併設の小さな物産館で味噌ピーに豆腐その他を購入。やっぱりお酒の友に手が伸びた。
峠の道路わきと周辺の山には未だに残雪が。久しぶりに田んぼ脇のひなびた温泉で小1時間ゆったり体を休めて3:00過ぎ帰館。明日はかつての小教区の新年会に招かれた。オット説教の準備がまだだった。
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