志布志残像
志布志勤務時代よく行ったダグリ岬の温泉。湯船につかると志布志の町が正面に見える。夏井漁港は手前右。なかなか絵になる眺めだ。湯船の外は芝生。絶好の撮影ポイント。
ある時、支配人に許可を願ったら目を丸くして断られた。「ご婦人たちが赦しません。」芝生に下りると両方の浴室が丸見えなのだという。なるほど。
そうしてあきらめていた夏井漁港に図らずも降り立つことになったのが、15日夜の、自宅を開放した民宿レストランでの卒園式会食。前の通りは少し行った先の小さな峠を越えて志布志に向かう旧道だという。なるほど、峠の手前に「夏井番所跡」が。通行証を見せたり、荷物を調べられたりと日向の国との往来にはまさに要所。いかにもそれらしい雰囲気の残る旧道に何か懐かしいものを感じた。昨日の夕陽もこの峠下の岬から撮ったものだった。かつての人々も、今日以上に志布志湾で採れる魚介の恩恵を受けていたに違いない。うに、サザエ、牡蠣、数種類の魚。テーブルを賑わした珍味にはやはり、当時を忍びながら飲んだ焼酎が似合った。聖週間が珍味で始まったことには少し気が引けたが・・・。
志布志行脚の旅が珍味で終わったのなら、現実の旅はMEの旅で締めくくり。1:40。会場からの電話にあわてて飛び出した。「二人の関わりで幸せを感じたのはどんな時か。それを思うとどんな感じか」での分かち合いは、殆ど終わりかけていた。89歳になったばかりの最長老の仲間が、今日もまたみんなを感動させ、うならせていた。MEの旅は神様との旅。終わりのない関わりの旅。この人たちとの出会いはボクの司祭職のサプリメントだ。
5月16(金)-18(日)(マリア山荘)の参加者が5組1司祭と発表された。後二組ほど欲しいところ。
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