昨日１５日は志布志カトリック幼稚園の卒園式。６:２０分のフェリーとバスで丁度９:００には着くので１０：００の式には都合がいい。沿道には菜の花が満開。指宿に遅れること二ヶ月。

卒園式とは言わず、「卒園証書授与式」。なるほど。７名というミニ卒園式だったがたっぷり一時間。名前を呼ばれて壇上に上がったら、先ず、くるっと会場を振り向き元気な声で将来の夢を披露し、続いてお父さんお母さんへの感謝の言葉をのべて、つかつかと園長先生のの前に。中には、「魔法使いになりたい」と大真面目で宣言する子もいて楽しかった。昨年はなかったと思うが、毎年趣向を凝らしているのは先生たちのやる気のせいかと嬉しかった。年少さんたちも一時間の式中静か。伝統が守られていてこれも嬉しかった。

今日は枝の主日。懐かしい人たちとの久し振りのミサ。ミサ後主任司祭転勤の話しと今後の主の日の祝い方について聖体奉仕者任命のことなど少し話した。教区本部が直接管理運営に当たること、園長も司祭だけでなく信徒にもお願いしたいことなどについても。ミサ後のお茶は狭い食堂でひしめき合いながら、これまた久し振りに家庭的雰囲気の教会の姿に触れて心が和んだ。

１２：２５のバスで帰路につく。フェリーでうどんとおむすびの遅い昼食。夕食のベトナム料理は三人の作。スープは絶品だった。４人のベトナム人志願者の黙想会でのことなどアン神父さんが楽しく話してくれた。説教が分りやすいとシスターたちが褒めてくれたという。「すごい！」みんなが称賛した。「簡単な言葉しか知らないからネ。ハ、ハ、ハ・・・」日曜の夜が珍しく賑わった。