現在の場所: ホーム それでも!Blog 成し終えて
« 2014June »
Su Mo Tu We Th Fr Sa
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
最近のエントリ
ペトロパウロ休日 koriyama 2014年06月29日
有難うシスターたち koriyama 2014年06月27日
大分教区司祭研修会 koriyama 2014年06月26日
32年ぶり班制度 koriyama 2014年06月24日
梅雨の晴れ間に koriyama 2014年06月19日
最近のコメント
お忙しい中で、ご返事ありがとうございます Y教区で求道中の鹿大OB 2014年06月27日
Re:32年ぶり班制度 koriyama 2014年06月26日
Re:ヤンバルの森 koriyama 2014年06月26日
Re:32年ぶり班制度 Anonymous User 2014年06月24日
訂正 Josephology 2014年06月13日
このBlogについて
☆神に仕える身でありながら、カミガミ(紙々)の要らない世界を標榜する人間の一人として、電子メディアに自分の思いを綴ることは大きな喜びです☆本を書かない代わりにここでいろんなことを書いてみたい。
 
編集操作

成し終えて

作成者 admin投稿日 2011年03月08日 18時15分 最終変更日時 2011年03月08日 18時15分
天国への旅立ち

今朝の外気は6℃。日中でも13℃と冬が戻ったものの季節に敏感な梅や桃が各地で満開。そんな中を大口に急いだ。

3月3日の記憶が生々しいだけにこんな気持ちで同じコースを帰ることになるなど誰が想像できたか。シスターが68歳と聞いて同年であることに驚いた。こんなにもあっけなく召されたとは!神様のいたずらにしては度が過ぎる。姉妹のシスターや先生、生徒たちでなくても、あのマルタのように「主よ、もしここにいてくださいましたら、私の兄弟は死ななかったでしょうに」と叫びたいに違いない。

そういえば、ミサの福音(ヨハネ11.28-44)はシスターたちからの希望だったという。ともあれ、主は間違いなくシスターとともにおられたにもかかわらずお呼びになった。シスターが心臓の持病を持っていたと聞くと、シスターを愛された主は彼女が病に倒れ苦しみながら逝く姿を見たくなかったのかもしれない。いや、これは人間的過ぎる感想だ。

むしろ、「あなたは十分自分の役割を果たしたからもう休んでもいいよ。後のことは心配しないでいいから、私に任せなさい。」そう言われたに違いない。突然のことで、シスターは「主よ、まだ・・・」と言いかけて、マリア様の「なれかし」を思い出し、「そうか!」と言葉を飲み込んで、「おことばどおりこの身になりますように」と明るく一気に答えたに違いない。そう思うと、シスターに拍手を送りたくなる。

それにしても校長という仕事がいかに重職で心労の多いことかと思う。とくに、通学バスの事故では被害者の生徒たちの家庭に毎日毎日電話をかけ続けて安否を確かめたという。一人一人に気を遣いすぎるほどに心一杯で生き抜いたシスター。そんなシスターを慕う人々が大勢集まり、車が動き出すと「ありがとうございました!」との声も飛んだ。こうして冷たい風の中シスターは主のもとに帰った。安らかに憩わんことを!

 ※Facebookユーザーはコメント欄への書き込みもできますので、ご利用ください。


【お知らせ&お願い】 サーバーの制御で最新号が表示されないことが時々あります。
最新号でないかもと思われる場合は、それでもBlog!最新号の表示をクリックしてください。
ロケーションバーのURLの末尾に/(半角のスラッシュ)を挿入後クリックすることでも同様の効果があります。

【お勧めです】臨床パストラル教育研究センター

カテゴリ
できごと できごと
トラックバック用URL:
http://sdemo.net/pken/Blog/621030577d4230483066/tbping

Re:成し終えて

投稿者 kaz嫁 投稿日時: 2011年03月09日 22時59分
 卒業して24年たっている私にでさえ、いつも心をかけて下さったシスターに「ありがとう」も言えずにお別れしなければいけないなんて・・・。シスターが命をかけて教えてくれたのは、本物の愛と奉仕でした。
コメントを追加

下のフォームに記入してコメントを追加できます。平文テキスト形式。

(必須)
(必須)
(必須)
(必須)

This helps us prevent automated spamming.
Captcha Image

Powered by Plone CMS, the Open Source Content Management System

このサイトは次の標準に準拠しています: