攻めの信仰?
BtoB。何のことかお分かりだろうか。ビジネスtoビジネス。つまり、個人消費者向けではなく、法人向けに事業を展開することなのだという。
天下のナショナルが生き残りを掛けた秘策だとか。無駄を省き、利益を生む体質に改善するのだと並々ならぬ覚悟のほどが頼もしかった。不死鳥のように再生するのかもしれない。
ところで、教会でも、こうした、短く説得力のある標語をみんなで考えてはどうだろう。「それでも、....」が依然多くのみなさんから受け入れてもらっているのは嬉しいが、受動的な感じがしないでもない。つまり、ことが起こった時には力を発揮するするかもしれないが、BtoBのような攻めの姿勢は感じられない。信仰に攻めという言葉はふさわしくないかもしれないが、積極的な感じがするのでいいと思うのだが。
そこで考えてみた。PtoP。つまり、PraytoPeople。人々に向かう祈り、という意味で、具体的に、あの人、この人とのよりよい関係を目指し、あるいは、和解を実現しようとする祈り。と、ここまで書いてふと指が止まった。「そんなことなら、毎日やっています」という反応が来そうな感じがしたからだ。そうそう、例えば、「今日、この人と仲良くできますように」と祈ったことがあるに違いない。しかし、これでは願望の域を出ない感じがする。もっと具体的に、「ボクが先に、おはよう!とか気持ちのいい挨拶をしよう。神様、そのための力を下さい」と祈るのとでは、本気度が違う感じがする。
自分が一歩先に踏みだそうとする攻める気持ちは信仰活でも大事ではないかとは思う。そうはいっても、いつもやっているとつかれそうな感じはするのだが…。こんなことを書きだしたのは、実は、昨年のMEアジア会議で、夫婦たちがこうした信仰の旅の仕方を真剣に分かち合ってくれたからだ。
自分が一歩先に出す。配偶者が何か言うのを待つのではなく、たとえば、「昨日はごめんね」と自分が先に謝るとか。これも、テーマである「聖性において成長する」ために避けて通れない攻めの一つ。信仰が深化していく生の姿に触れた思いがいまだに色あせずに残っている。
今日は、ホーリーなブログになってしまった。主の日だから?あ、そうだ今夜は酒(シュ)をやろう。
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