発見と出会いの一日
13年前の1997年春、復活祭(3月30日)を前にして激しい椎間板ヘルニアに襲われた。
ミサに行こうと起き上がったとたん、右足をもぎ取られるような激痛と共に床に倒れた。幸い手術をすることもなく回復したのだが、昨日の朝そんな悪夢が蘇った。一週間前の無理な練習を後悔したが後の祭り。起きぬけの祈りもこのときばかりは自分のため。呆然と立ち尽くしたまま「神様何とか治してください」と早口で祈ったものの「菜の花は今年はやめた!」あっさり諦めがついた。
そして、今朝「整骨院」を検索した。「腰痛専門」が目に飛び込んだ。歩きたくなる距離だがさすがにタクシーにした。総院長から院長・副院長と三名の頼もしい若武者治療団。問診の結果「どうやら何かの弾みで背骨がゆがんだ。」ゆがみの矯正が先決とマットに横になったボクを2人がかりで羽交い絞め?「エイ、ヤッ」とばかりにバキッ!一瞬の荒業になんだか背中の辺りがシャキットしたようで驚いた。あとは丁寧なマッサージ。
こうして1時間あまりの治療が済んだ。「菜の花に間に合うように頑張りましょう。」「いつか菜の花を・・・」と考えおられるだけにご自分でも力はいったようだった。「ありがとうございました。あ、ちゃんとお辞儀ができた!」玄関まで見送りに出た院長さんに挨拶しながら言ったら受け付けの若い人たちからも祝福の笑いが起こった。
少し大げさだが、10人の重い皮膚病患者のうちの一人が癒されたことに気がついてまさに欣喜雀躍「大声で神を賛美しながら戻ってきた」(ルカ17章)とあるが、「あの悪夢だけは二度と繰り返したくない」と悲壮な思いだっただけに心身の癒しを実感。
思いがけない発見と出会いの一日だった。
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