春の奄美に熱く集った
18日、春の気配を感じ始めた東京から南下して鹿児島で一泊。翌日さらに南下して春爛漫の奄美へ。こう書けば、まるでツアー客のよう。
それはともかく昨日20日の日曜日は奄美信徒大会。あの大きな聖堂が信徒で埋まった光景はまさに教会再生。もっとも、かつてはみこころ教会だけで一杯になったものだが、今回は大島本島の各教会から集まった人たち。「10年後(2020年)の奄美のカトリック教会を私たちは希望を持って展望します」という長いタイトルの提言が生まれたのは頷ける。
提言の第一番目に「終身助祭の導入による再活性化」とあったのには驚いたが、嬉しかった。というのも、かねてから終身助祭二桁構想をうたっていたからだ。そして、司祭会議の向こうを張って終身助祭会議開催のことも。
もう一つ嬉しかったのは、最初に講演に立たれた「聖堂の日の丸」の著者が「司祭や修道女の独身性には無理し過ぎているのではないかと危惧しているがこの終身助祭というのはいいですね」という終身助祭認知発言。教会の制度が、社会を代表する形で評価されたのは唯一終身助祭だけ?それに意を良くしたので終身助祭制度が教会活性化の切り札という持論を50分。
今回強調したのは「終身助祭会議には夫婦で」ということだ。これが司祭団の会議と決定的に違うところ。もう一点は、現役の中年助祭夫婦の採用。そうなると子供の信仰教育、子育てのことなど若い夫婦たちの支援も可能になる。青少年司牧や高齢者問題、財政問題に地域の問題など、教会内外のあらゆることに対応できる体制が整う。司祭団が男集団であるのに対して終身助祭団が夫婦集団であることの違いは明白だ。同じ秘蹟でも力強さが違う。
財政の建て直しに関しては収益事業の可能性に言及してあったがボクからの提案は、10円、100円、500円といつでも誰にでもできる全員参加のワンコイン宣教。これは新年号の教区報にも書いたので詳細は省くがミサの直前「マニラの司教様も提案している」とアン神父さんが教えてくれた。成功しているとか。鹿児島でも本気で推進するとしよう!
ともあれ、さすがに今週は少しゆっくりしたい。
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Re:春の奄美に熱く集った
ワッタリガッタリの日々のようでしたので、どうぞ、ごゆっくりとお体を休ませてくださいませ。