昨日といい今日といい・・・
昨日は珍しい家族と出会った。なじみの家族ではあるが、親しく話し分かち合ったのは初めてだった。「この人は何もせんで口を出すバッカリ。」夫婦喧嘩ではない。
福祉事業所で働く嫁さんが同じ職場の事務長である舅にたいする抗議だと聞けば、いっそう険悪感が増すに違いない。ところが当人はニコニコしながら次の返事を思い巡らしている風なのだ。抗議をするほうも気色ばっているのでもない。ましてや周りが息を呑んで事の成り行きを見守るというのでもない。
「まるで本当の親子」だと周りが思わず拍手を送ったのだからハンパな上司と部下ではない。赤の他人があらゆる隔ての壁を越えて同じ信仰のもとに兄弟姉妹となっていく。まさにバリアフリーの神の国を目の当たりにしたキセキの証人たちは新鮮な驚きに包まれた。集いが終始和やかだったことは言うまでもない。少し早い夕食の特性愛情カレーがいっそう味を添えた。
対岸の垂水教会。ヒョンナことから今日主日のミサに行くことになった。参加者は幼児二人に大人4人の計6名。考えてみると初めての訪問。聖堂内も記憶にないほどで全くの初ミサ。主任司祭が去った後はミサも不定期。初対面のK夫妻も予期しない公式訪問?に戸惑っていた。それにしても人と人のつながりは奇なもの。ミサ後の時ならぬすしパーティー。話が弾むほどに「へー、そうだったんですか!」の連発。いろいろな人が一本の糸でつながってきて楽しかった。そして、記憶が薄れつつあった人が再び目の前にクローズアップされ祈りのリストに加わった。
飛躍するが、300年前多くの年月を費やし、波頭を越えて屋久島に上陸し、江戸の座敷牢でたった二人に信仰の扉を開いて獄死したシドッチ神父を思った。「たった6人」とは言うまい。K夫妻の二人のお孫さんが別れ際にはっきり言った。「またくるからね」出会いに多い少ないはない。来週もいく約束をした。
昨日といい今日といい嬉しい出会いが続いた。おかげで午前9:00からの玉里善き牧者幼稚園のクリスマス会と午後からのカテドラルでの市民クリスマスはドタキャンしたのだが・・・。
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