現在の場所: ホーム それでも!Blog 最後の伴天連
« 2014June »
Su Mo Tu We Th Fr Sa
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
最近のエントリ
ペトロパウロ休日 koriyama 2014年06月29日
有難うシスターたち koriyama 2014年06月27日
大分教区司祭研修会 koriyama 2014年06月26日
32年ぶり班制度 koriyama 2014年06月24日
梅雨の晴れ間に koriyama 2014年06月19日
最近のコメント
お忙しい中で、ご返事ありがとうございます Y教区で求道中の鹿大OB 2014年06月27日
Re:32年ぶり班制度 koriyama 2014年06月26日
Re:ヤンバルの森 koriyama 2014年06月26日
Re:32年ぶり班制度 Anonymous User 2014年06月24日
訂正 Josephology 2014年06月13日
このBlogについて
☆神に仕える身でありながら、カミガミ(紙々)の要らない世界を標榜する人間の一人として、電子メディアに自分の思いを綴ることは大きな喜びです☆本を書かない代わりにここでいろんなことを書いてみたい。
 
編集操作

最後の伴天連

作成者 admin投稿日 2010年05月28日 20時52分 最終変更日時 2010年05月28日 20時52分
待望の新刊書

「密航」刺激的なタイトルの本が届けられた。副題には「最後の伴天連シドッティ」とある。

今年の鹿児島教区司祭大会にきていただいてお話しを伺った時のタイトルはたしか「最後の伴天連」だったと思う。ともあれ、長いこと待たれていた本だけに嬉しい。早速ページを捲ってみて気がついたことがある。全21章のタイトルが全て二文字。発端・旅立・呂宋・航海・上陸・遭遇・恋泊・拘留・護送・長崎などなど。シドッチ神父の出来事に少し通じている人にはこれらの二文字で内容についておおよその見当がつく。しかし、はじめての人にとってはこれら二文字の向こうに秘められたドラマに思いを馳せながら想像をたくましくするに違いない。

しかも、プロローグとエピローグのタイトルはいずれも屋久島。三文字の「屋久島」に挟まれた二文字のドラマ。著者が愛してやまない屋久島はまさに全てを受容する悠久の島である。そんな屋久島に1708年一人の宣教師が上陸した。それが日本の夜明けの第一頁を飾ることになるとは誰が想像できただろうか。

作家の遠藤周作1や井上ひさしらが「顕彰すべきでは」と役場に手紙を送ったのはボクが種子島にいた時だ。あれから、27年、役場が主催する11月23日の「シドッチ神父上陸記念碑」前で執り行われる「シドッチ祭」は一度も途絶えたことがない。その日のために鹿児島からは巡礼団が組織されている。

世界遺産の島として多くの観光客を惹きつけているが、「密航」によって多くの人がシドッチ神父とシドッチ祭に引きつけられることを願ってやまない。

 ※Facebookユーザーはコメント欄への書き込みもできますので、ご利用ください。


【お知らせ&お願い】 サーバーの制御で最新号が表示されないことが時々あります。
最新号でないかもと思われる場合は、それでもBlog!最新号の表示をクリックしてください。
ロケーションバーのURLの末尾に/(半角のスラッシュ)を挿入後クリックすることでも同様の効果があります。

【お勧めです】臨床パストラル教育研究センター

カテゴリ
できごと できごと
トラックバック用URL:
http://sdemo.net/pken/Blog/67005f8c306e4f3459299023-1/tbping
コメントを追加

下のフォームに記入してコメントを追加できます。平文テキスト形式。

(必須)
(必須)
(必須)
(必須)

This helps us prevent automated spamming.
Captcha Image

Powered by Plone CMS, the Open Source Content Management System

このサイトは次の標準に準拠しています: