植物賛歌
昨日、大きな原稿二本と囲み記事一本を仕上げたので今日は宿題を済ました気分。もっとも、一本はどうなることか気は抜けないのだが・・・。
ともかく陽気につられて気分転換に午後からベランダの大掃除と引越しに精出した。先ず夏に張ったニガウリ用の網の回収と役目を終えたピーマンの除去。網に絡まって干からびたままのニガウリを取り除くのにかなり時間を要した。手をかけた割には今年も結果は不作。研究の余地ありだ。
10個ほどの実をつけて好評だったみかんとレモンの剪定。問題は4鉢のドラゴンフルーツの引越し。今年は昨年よりも甘さの増した実をいくつもつけたので外で冬を越させるには忍びない。それに今年の冬はかなり冷え込みそうなので廊下に避難することに。その前にこれも剪定。そして廊下の新居も大掃除。台車を使っての引越しも無事終わり、役目を終えたいくつかのプランターの片付けに行って驚いた。
収穫の終わったプランターのヘリから、忘れた頃に芽を出したミニトマト。あれよあれよという間に花が咲き実を付けた。食卓に上ることはあったが最近はトント。ところがナント、この寒空の下で傷一つないきれいな実が5個ほども!それに、強風でへし折れ、憐れな姿に変わり果てているにもかかわらずなんとけなげなことか!しかも、まるでニコニコしながら収穫を待ているかのように黄色くキラキラ輝いているではないか!
お隣のサツマイモにしても本命のつるが延びてきて根を張ったもの。これまた、肥料をやったわけでもなく水をやったわけでもないのにちゃんとした形のものが何個も出てきてビックリ。
自分の環境を嘆くでもなく、目をかけてくれないといっていじけるでもなく静かに自分の本分を全うする気高さよ!なんといじらしい我が菜園の植物たちであることか。
6:30から高校の同窓会。そろそろ行くとするか。
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