米寿の助祭誕生!
待降節も大詰めの19日の今日、母間教会は聖堂一杯の信者で溢れた。
前にも紹介した終身助祭叙階の恵みに与ったのは米寿を迎えた池上さん。米寿での叙階式はおそらく世界初?長寿の島の面目躍如だ。先月の祭壇奉仕者選任式の後、「これはギネスブックものだね」とはしゃぐボクに「年齢制限があったのでは?」と水を向けた主任司祭だが今日は「神のご計画だ」と終始笑顔。「高齢者の方の励みになる」と喜んでくれたのは東京から駆けつけた神父さん。先輩格の2人の助祭と来年3月叙階予定の候補者2人も参列。教区の目標は二ケタ台だから後に続く人がどんどん現れてほしい。
「こんな盛大な式になるとは想像もしないできました」という息子さんの感想は、子供たちにとっても終身助祭がいかになじみのないものだったかをよく物語っている。しかし、それだけに「盛大さ」から「こんなにも重要なお役目に与ることになるのか」との認識を新たにしたようだった。「なにしろ父親が終身助祭ですから私たちももっと信仰を深めていきたい。それに、洗礼を受けていない伴侶たちも洗礼の恵みに与れるように努力します。」嬉しい抱負を語ってくれた。8名の子供はもちろん、孫やひ孫にも「信仰の末広がり」を期待したい。
「洗礼を受けてちょうど60年となる今年、イエス様は大きなお恵みを用意されました。」挨拶に立った新助祭の言葉に歓声とともに大きな拍手が。会食の合間に「片方の目は感謝の涙、もう一方の目はうれし涙です。」そばに座っているボクの耳元にささやかれた。
子供の頃のカテキスタの先生に叙階の秘蹟を授け、同じ秘蹟の世界を生きることになった。まさに神の計らいの神秘であり楽しさでもある。
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