楽しくて忙しくて
21日(火)ー23日(木)、2泊3日のダビンチ絵画展ツアー。といっても、例の親友夫婦とのケチケチ3人旅。
21日は移動日。道中は高速が苦手なダンナ様本位で高速に乗ったり降りたりしながら話に花が咲いたのは言うまでもない。都市高速の出口を間違えたりホテルへの道順を見失ったりしながらなんとかたどり着いた。荷物をおいてすぐに、大正ロマンの街門司港へ。JRで1時間半ほどもかかった。あいにくの雨だったが若い人達が大勢来ていた。バナナの叩き売り、発祥の地だったとは!焼きカレーなるものを初めて食べた。
福岡に帰り、その足で、三越で開催中の金子みすずの世界展へ。心に残る作品がたくさんあった。 よく知られているという「大漁」を紹介しよう。
朝焼け小焼けだ 大漁だ 大羽鰮(いわし)の大漁だ 浜は祭りのようだけど 海の底では何万の鰮(いわし)のとむらいするだろう
26歳の生涯だったというがなんと深い心の持ち主だったことか!詩集一冊購入。時々紹介したい。
開けての22日は灰の水曜日。息子さんの嫁さんのご両親から夕食の接待。午後7:00少し前、席を中座して一人でミサに。灰はメガネを外し目を閉じて受けた。ご聖体拝領は聖体奉仕者で助かった。司祭とは面識があるのでお忍びがバレる。司祭が香部屋に消えたのを見届け、聖歌が歌われる中、そそくさと退出。面倒なことに巻き込まれたくない信者の気持ち?
さて本命のダビンチ展は23日9:30オープン。写真のモナリザがもうひとつのモナリザだったとは!もう一つどころではない、多くのモナリザがあって驚いた。15世半ばから16世紀半ばまでのルネサンス全盛期を代表するのがレオナルド・ダビンチだという。肉体は悪ではないとする思想は分からないでもないが、聖女マルガリタ(だったか)が裸体とは?!
二泊もして美術展にわざわざ出向くというのは、ボクにとって前代未聞。なんだか高尚な趣味の持ち主になったような・・・。10:00過ぎ帰着。流石にミサをする元気もなく「イエス様おやすみなさい」でバタンキュウー。
今朝は7:00大口へ、そして夕方帰館。さすがに今日は早く寝よう。
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