初めての第３２回桜島ハーフマラソン。東京からの友人親子とともに8:00のフェリーで桜島へ。しかし、予定は未定。想定外の乗客、乗客に車、車。手持ちのフェリーフル稼働の様子。

ともあれ、念願の二階車両甲板へ。眺めがまるで違う。しかしかなりの高所から出るのはスリルがあった。駐車場は余裕で安心。しかも、スタート地点のすぐそば。娘さんのマネージャー役を自称する友人にキーを預け、イザ。

10:00の号砲と共に一斉にスタート。身動きも取れないほどごった返すスタート地点の菜の花の様子とはずいぶん趣が違う。それはそうだ。１万と４千の違いは大きい。それでも、抜かれ抜かれてトコトコカメさんランナーの状況と長蛇の列は同じ。今回特筆すべきことは、17キロ地点までキロ７分をキープできたこと。

しかし、菜の花はキロ８分台。1分更新に気をよくしたのがいけなかった。菜の花では、そのまま豚汁地点まで一気に行って二杯もお代わりしたものだが、今回は7分が命取りに。ゴール前のゆるい上りは想定済みだったものの、完全に力尽きた。足の痛みは全くなかったものの、朦朧としながら「歩かない」意地で通した。甘い予測は２時間１５分。最悪でも2時間半。しかし結果は２時間３６分の惨敗。言っちゃなんだが、菜の花の例からすると、それでも総合では半分？いずれ確かめたいとは思う。友人の娘さんは30分も早く２時間６分でゴール。

今回がラストランとの思いがよぎったほど不甲斐ない結末だった。そんな僕を友人がさとした。「もう、無理しないほうがいい。」そうかもしれない。少しだけ、シュン。

今日は疲れた時の奥の手卵酒。少し早いが皆さんおやすみなさい。