死者の日に
久しぶりの絵画教室は、画材もすっかり夏から秋に。きっと渋柿には違いないのだが、まさにおいしそうな柿色。
前回の静物では酷評を頂いたが今日は、なんと「サインしてください。」いつもは、絵画展前に微調整してからもらえるサインの許可。入門以来初!「お忙しいので、一回で仕上げるつもりで描くようにしてください」と、お褒めのようなお勧め。
今日は死者の日。遅いお昼の後、これまた数ヶ月ぶりの墓参。今日は、旧カトリック墓地あとの白い警告板が気になった。数えてみると、100基ほども。「2年たっても連絡がない場合は無縁仏として・・・墓地の使用権もなくなります」という意味の警告文。あの廃墟のような跡地が見違えるような復興を遂げた直後に立てられたものだ。明らかに壮年の皆さんの尽力に市側が刺激されたのだ、と誇らしい気持ちでいたのだが、今日は少し違う。
かつて、現在のカトリック墓地に引っ越したとき、きちんと後始末をしなかったのではないのか。市の記録には、未だに個人名義になっているものと思われる。そうだとすれば、“立つ鳥跡を濁さず“の常識をなおざりにしたことになり、信者としてやはり恥ずかしい。
我が先祖の小さな聖所にはやはり生花が。「いつも申し訳ないなあ・・・」と水を汲んで顔を上げると下のほうから生花の送り主のご夫妻が。やはり、生花を手に。今日は少し奮発したものを花瓶に挿したばかりだったので、一層申し訳なかった。「楽しみでやっていますので・・・」また善意に甘えてしまいそう。お許しください。
気がかりなことがないわけではないが、多くの予定をこなした安堵感と解放感を満喫した一日だった。
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