殉教者ステファノ
クリスマスの翌日は、ナンとステファノ殉教の祝日。彼は12使徒を補佐するtめに選ばれた七人のうちの一人。この七人の選出の根拠が面白い。
面白いと言ってはナンだが、聖書にはこうある。「そのころ、弟子の数が増えてきて、ギリシア語を話すユダヤ人から、ヘブライ語を話すユダヤ人に対して苦情が出た。それは、日々の分配のことで、仲間のやもめ達が軽んじられていたからである。そこで十二人は弟子を全て呼び集めて言った。『私たちが、神の言葉をないがしろにして、食事の世話をするのは好ましくない。』・・・」(使徒言行録6・1以降)ということで、世事のことに従事する十二使徒補佐が七名選出されることになった。七名はステファノを初めフィリポ・プロコロ・ニカノル・ティモン・パルメテ・ニコラオ。教会は生まれたときからガタガタだった!何かホッとする。
ともかく、闇の力が現実のものとなって初代教会の人々を襲った。そんな中、なぜか、ステファノの殉教の様子が詳しく記されている(使徒6・8-7・60)。幸いというか、今日の我々キリスト信者には、こうした闇はない。毎日の生活の中で出会う闇は、我々を死に至らしめるほどのものでないことを感謝すべきか。二つの赤い花をステファノに捧げよう。
夜、事務所のクリスマスパーティー・忘年会。明日の、奄美での司祭団への二つの話しが未完成。控えめだったが楽しかった。
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Re:殉教者ステファノ
先月11月8日には、同じ霊名の濱尾文郎枢機卿が
帰天されました。
「聖ステファノ、わたしたちの為に祈ってください」
Re:殉教者ステファノ
そう言えば、ステファノは浜尾枢機卿さまのことでしたね。ローマでは追悼ミサもしたのにすっかり念頭から失せていました。昨年あれほどお世話になったと言うのに。