無事でよかったね
甲突川両岸の高く伸びた雑草が横倒しになっていて、かなりの水量だったことが分かる。サギたちの餌場も完全に水没。
依然としてかなりの水量で流れも速い。アヒルの姿も見かけない。これでは日々の食事にも困ることだろう。どこで避難生活を送っていることか。すると突然上空?から「ギャー!」まるで威嚇するような鋭い鳥の鳴き声に思わず顔を上げた。なんと、川べりに大きく枝を広げた高さ7,8メートルもありそうなせんだんの木の天辺に真っ白い小サギが二羽。もう一羽もまた鳴いた。「心配御無用。僕らはそんなにヤワじゃないよ!」今度はそんな風に聞こえた。浅瀬にたたずみ、のんびり小魚漁に励む姿はなんとも頼りなげだが、やっぱり野生なんだな。樹上の二羽がまるで天下を睥睨(へいげい)する皇帝にも思えて、走りを止め思わずパチリ。
ところでいつものアヒルたちはどこに難を逃れたことか。両岸の雑草の中じゃあひとたまりもなかったろうに。アヒルたちが気になりだした。帰りのコースをしばらく行ったところで、なんと、こんどはあのアヒルたちが、団地から引かれた用水路の出口、つまり、川の流れから隔離された水溜りでクワックワッ・・・と楽しそうにおしゃべりに興じているではないか。あの短い足で陸に上がるのも容易ではあるまいに。それとも、サギたちに負けじと安全な場所に飛んでいったのか。足を止めて聞きたくなった。
ともかくみんな無事でなにより。今日から10月。ロザリオの月だ。自然との共存共栄も祈ろう。
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