整骨院の先生方が総力を挙げて？菜の花マラソンに照準を合わせてくださった甲斐あって、昨年より40分も記録を短縮できた。

しかし、当初の5時間半は夢のまた夢と化し、6時間7分という結果は正直悔しい。そうは言っても、順位は8,975位だが9.000名以上もの人がボクに遅れを取っていることを思えば慰めにはなる。

昨年は全く惨めなものだった。何とか持ちこたえたのは15キロ辺りまでで“止まってはスプレー”を繰り返したものだから、時間ばかりが経ってしまった。そのため、指宿市内に入ってからは交通規制が解け歩道を走らされることに。それに比べて今回は、20キロまでは一度のスプレーもなく好調を維持。そしてゴールまで声援を受けながら堂々と車道を走ることができたのでランナーとしてのプライドは保たれた。実は、気分的には堂々でも、残り3キロ付近からは完全に足がいうことをきかなくなり抜かれるばかり。

そうそう、抜かれるといえば、こういう手のランナーは「歩いては元気を回復し、またダッシュする」というやり方を繰り返しているようだった。若いからできるだろうが、これはボクにいわせると邪道。「完走とは歩かずに走り続けること」というのがボクのポリシーだ。それはともかく、ゴールの後は芝生に大の字。45分39位で10キロを制したアントニオと留守番のドミンゴがやってきて足をさすったりと懸命の介護。照れくさかったがするに任せた。「とにかく温泉、温泉」を連発しながら教会に着いてみたらナント「水風呂！」昨晩あれほど言っておいたのに！午前中で終わったアントニオが一風呂浴びて元栓を閉めたらしかった。指宿教会サポーターの皆さんと盛大な完走祝いをしたのは言うまでもない。

ともあれ、今日はとりあえず「無理しないでくださいね（若くないんですから･･･）」という思いアリアリの顔で気遣ってくれた皆さんのハラハラに一刻も早いご報告をとのおもいで結果のみを。あ、そうそう、昨年との違いがもう一つ。2,3日は歩きづらかったものだが今回は一晩でほとんど普段どおりの回復。Cw-x？それとも自然治癒力を高めるという整骨院のハリのせい？

明日は沿道の様子などお伝えしたいと思う。