祈り合って神の国
昨日思いがけない手紙を貰った。副作用のため目が失明する可能性もある薬の服用が必要になるかもしれない。自分が見えなくなったら家庭は大変なことになるから失明するわけにはいかない。祈って欲しい。
祈りが病気に効果があるという村上博士の本を読んだばかりだったので、ほとんど反射的に手紙を手にとってロザリオを必死で捧げた。宗教とは無縁と思える科学者がまるで宗教家のように祈りの必要性を熱心に説く。不思議な感じがするほどだが、さまざまな「信仰の神秘」もこの人の手にかかると「そうでしょうね」とあっさり肯定されそうな感じがしてくる。実際、かつての言葉で言えば「諸聖人の通功」という信仰も、さらに、聖変化も、マリア様の処女懐胎も高名な科学者のお墨付きがもらえそう。
哲学生の初年度だったか、神の存在を証明するのに第一原因として理解することを教わったと思うが、神様の存在の証明はDNAの説明を聞いたほうが説得力がある。「一体誰がこんな微小なテープ(ゲノムー全遺伝情報)の上に32億もの情報を書き込んだのだろうか。これは、・・・偶然の結果書き込まれたとは到底考えられない。人間を超える大いなる存在がなければ・・・」(「人は何のため祈るのか」134頁)。この方こそ神そのものなのだが、この科学者にとっては「サムシング・グレイト」(偉大なる何者か)となる。
ノーベル賞候補にも上がっているらしいがこんな人にこそあげたい。そして、信仰を排除し、祈りを小バカにするような日本の医療・科学の分野に風穴を開けてもらいたい。科学者が推奨する祈りの力。祈り合って神の国が日本を覆う。「お勧めの本買いました!」そんな読者が増えたら日本が変わる!
話が飛んだが、終礼後、道々手紙の主人公にエールを送りながら墓地巡礼へ。長い信号にかかっても気がせくこともなく落ち着いて待つことができたのは祈りの自分への効果?宗教家の端くれなのに科学者に信仰を矯正してもらっているよう。「それは神さまがあなたのためにいろんな人をお使いになっている証拠。」あの科学者ならそういうに違いない。
教会墓地跡の整備が着々と進んでいるのが嬉しい。見るも無残に散乱していた柵がきれいに修復されてほぼ原型に戻っていた。数人が毎日曜日やってきてコツコツと腕を振るっている様が思い浮かんで、誠実に答えてくれるその心根に打たれた。すでに、中に据える祭壇も注文したと聞いたが、完成の暁には大いに労をねぎらってあげたい。
墓地を渡る風はすっかり秋の風だ。葛の花も咲き出した。
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