神のみ旨を根気強く
今日も何事もなく一日が終わる予感。ジムもお休みだし、夕方墓地巡礼。そんな平凡なことを考えていたら思いがけない来訪者。一瞬「えーっ!」と思ったが「神のみ旨を根気強く」今日のパスワードに従った。結果は◎。
「歌ってもいいですか?」65歳で癌の末期。司祭が司祭を訪問した。日本語の聖歌に続いてラテン語のグレゴリアン。歌い終わったらベッドの司祭が身を起こして拍手した。後で聞くとグレゴリアンが大好きな司祭だったという。
病人訪問。小教区時代毎週のルーティン(お決まりのこと)。簡単なみことばの祭儀と赦しの祈り。そして御聖体拝領。「ジャア、御大事に」そして次。高齢者の多いところだけに半日がかり。「司祭であれば病人訪問ができるというわけではない」衝撃的というか挑発的発言に反論できなかった。自分の現役時代を振り返ると、彼の話には司祭として反省すべきことがある、と感じたからだ。
「どんなことを祈ってもらいたいですか?」これもなかなかできない質問だが「みんなが幸せになるように祈ってください」「じゃあ・・・」とボクなら祈り始めるところだが彼は違う。「あなたにとってどんなことが幸せですか?」癌の末期の人に!ボクにはできない!「お金でもない、仕事でもない・・・」きちんと応えてくれた上に大変喜ばれ、そばで見ていた高齢の母親も感極まり司祭にハグしたという。二人とも信者ではない。彼の周りでは奇跡のようなことが次々と起こる。思わず「彼だから・・・」と言いたくなるのだが・・・。そんな病人訪問の研修会を12月初旬に主催するという。時あたかも司祭年。多くの司祭に参加するように薦めたい。
分かれた後、予定通り城山経由で墓地巡礼へ。450円の花束を捧げた。それにしても墓地入り口の小さな花やさん。小さな花束をこしらえるのに血気盛んな青年が二人がかり。「彼らなりにやりがいがあるんだろうなー」と余計な心配。お墓では始めてお隣さんとご面会。向こうから先に挨拶。これも先祖を敬う者同士の親しみのしるし?登山のときに声を掛け合うのと同じ心理かもしれない。帰りしなボクのほうが先に挨拶した。
帰りの道端の野生の葵が清楚で美しかった。明日は6:00の新幹線。ネットワークミーティングin 岡山。200名ほどが集まるという。若者たちとどんな出会いが待っているのか楽しみ。
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