第49回入園式
7:10のフェリーはかげも形もない。「8:10のバスに乗るんですが大丈夫ですか?」「はい、
そのつもりですが・・・」見ると沖合いに静止したようなフェリーの姿が。後20分しかないがホントに大丈夫?半信半疑で新聞に目を通した。しばらくしてふと目を上げると沖合いのフェリーが目の前に!着岸からわずか5分の間に来る人・車、行く人・車が入れ替わった!
バスは定刻よりも10分近く早い発車。フェリー利用者以外は乗らないから?10分づつずれるとあとの人が困らないかと心配になったが問題なさそう。まもなくほぼ全席が埋まった。やはり鹿屋は大きな町。人の往来は志布志行きとは格段に違う。
入園式会場はお御堂。祭壇を背に先生用の椅子が一列に。縦長の半円形状には子供とその後ろに父母。お互いに向かい合う形が斬新。これに段差がつくとまるで劇場。後ろに父母がいることで子供は安心する。膝に抱くこともできる。泣く子が少なくなったという。斬新といえば園長先生の出番はインパクトがあった。現場での体験者だけに「100%幼稚園の先生」だ。生真面目な雰囲気の神父園長とは一味も二味も違う。「いじめはだめ!」の楽器付き寸劇も41名の新入園児を釘付けにした。そんな「楽しいキャラ集団」も人気の秘密?庭先の手作り遊具もぬくもりがあっていい。「木のぬくもり」は前園長の置き土産とか。
「理事長挨拶!」真っ先にコールされて「来賓ではない」ことを実感。又一人で盛り上がるような話になったが、賛同のうなづきが多く見られたので手ごたえありだ。園長先生の話は簡潔。「はやい!」同席していた在園児の女の子が驚きの声?ボクの話が長かったからに違いない。
園庭が静かになった頃先生たちとのお茶に呼ばれた。研修会では会っているがこうしてお茶の席を一緒にするのははじめてだ。せっかく覚えた名前と顔を大事にしたい。手作り遊具の話から大工さんとの交流会も計画中だとか。ものづくり体験。一緒に体験したいものだ。「すばらしい幼稚園にしたい!」意欲が伝わってきた。この意欲が世の人々にも届いているに違いない。
まさに春の陽気に誘われたかのようにフェリーのデッキは、上着を脱いだサラリーマンや旅行者風の人でいっぱい。元気な桜島にカメラを向ける人も多い。招待を受けていた3:00の集まりが明日のことだと分かって気が抜けたが、少し気が楽になった。帰ったら少しゆっくりしたい。(フェリーにて。)
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