聖香油ミサ
10:00、30名の司祭と3名の助祭、それに2人の大神学生に4名の小神学生が勢揃いした聖香油ミサ。紫色の祭服が白に変わり司祭職制定を喜び感謝するミサであり、
一年分の「病者の油」「洗礼志願者の油」の祝福と「聖香油」の性別がなされるのもこのミサ中。「聖香油のミサは司教を囲む司祭の一致を表すべきものであるから、いつも共同司式で行われる。すべての司祭はできるだけこれに参加して・・・」と聖香油のミサ典礼注記14項にある。”司祭団の一致”に思わず力が入った。その割にはまとまりに欠ける話でやめるタイミンに苦労した。
司祭の約束更新は典礼注記の通りしたのだが、司教が読み上げるだけでなく、司祭からの応答がなされたり叙階式の再現を思わせるような工夫がなされてもいい。司祭職制定を祝うという雰囲気というか荘厳さなく今ひとつ物足りなかった。フィリピンやベトナムではミサの後で大御馳走をして祝うらしい。そして翌日は聖金曜日で断食。これは早速真似ることにしよう。
ミサ後、「目を通して欲しい」と「世界遺産の道」を著者ご自身から手渡された。2時間ほどで楽しく読ませてもらった。「シニア世代の主婦が長年の夢をかなえてスペイン巡礼道ひとり歩き、その勇気と感動を読者に送る」とある。あの名高い巡礼コース”サンチアゴ・デ・コンポステーラ”800キロ余りを踏破した記録だ。予定を10日も早く33日で偉業を達成したという健脚ぶりに驚く。言葉の壁を持ち前の明るさで乗り越え様々な国の人々との体当たり交流に思わず引き込まれ一気に読みきった。無駄のない文章で道中の写真も豊富。手作りにしてはプロ並みの装丁。読んで元気の出る旅日記だ。
可憐な白い花の名前をもらった本人に尋ねていたが今日返事をもらった。ベツレヘムの星。調べてみたら「白い星がぱっと開くように咲く」からこの名がついたらしい。そういえばある日突然ぱっと咲いた印象がある。桜が咲く頃さく「オーソニガラム」という舌を噛みそうな名前の別名。「復活祭の頃に咲く」とメールにはあった。ユリ科だとあったので「復活ユリ」の別名をあげることにしよう。「特攻花」もあるのだから。でもチョット変かな。
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