読んで伸びてワクワク
あわただしかった今月も、残りわずかとなった今日この頃、シドニーでのカテジスを含め二つの話のめどが立ったところで気分的にゆとりが生まれた。お陰で早朝から読書三昧。「薩摩と西欧文明」―ザビエルそして
洋学、留学生―は9年前のザビエル450年を記念してなされた純心女子大学のシンポジュウムと4本の論文が収められている。帯には「近代日本の黎明を開いたのは、いち早く洋学を導入した薩摩だった」とある。昼過ぎ読了。
出版の意図とは別に僕を驚かせたことがあってワクワク。子どもの頃、「祖父が指宿のヤギドンから西洋医学を学んだ」という話を聞かされていた。「(斉彬公が)・・・今和泉(指宿の手前)の八木玄悦(称平)を御広敷(ボクにはヨミ・イミ不明)医師に任用された」(上書40頁)という記述に思わず「あっ!」と叫んだ。1858年のことだ。祖父の話に登場するのはもしかしてこの人?祖父は軍医として西南戦争(1877年)にも従軍したと聞いたので19年の開きはあるが・・・。記憶のかなたにあったものが突然目の前に飛び出してきたような衝撃。早速弟に「夏休みにルーツ探しをしよう」とメール。
今日は一日中雨の予報だったが時折日も差すほどのいい天気。屋上に上がってドラゴンフルーツの手入れ。ITで調べると「盆栽での栽培」がちゃんとあった。月曜日あたりは栽培法に従ってきちんとしてあげよう。ちゃんと実がつくという。ワクワク。今日はランはやめてまたまた読書。ウフッ。
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Re:読んで伸びてワクワク
お疲れにならないように、お気をつけてください。
ドラゴンフルーツ。どんな実をつけるのでしょうか?楽しみです。
「薩摩と西欧文明」
タイトルの『薩摩と西洋文明』には私も興味あります。今年のNHK大河でも『篤姫』をやっていますし、故郷鹿児島の歴史には知っている事も知らない事も興味津々です。
>子どもの頃、「祖父が指宿のヤギドンから西洋医学を学んだ」という話を聞かされていた。「(斉彬公が)・・・今和泉(指宿の手前)の八木玄悦(称平)を御広敷(ボクにはヨミ・イミ不明)医師に任用された」(上書40頁)という記述に思わず「あっ!」と叫んだ。1858年のことだ。祖父の話に登場するのはもしかしてこの人?祖父は軍医として西南戦争(1877年)にも従軍したと聞いたので19年の開きはあるが・・・。
司教様のおじい様はお医者だったんですか?今和泉は『篤姫』の実家、今和泉島津家の領土・・・、『御広敷医師』を早速検索してみました。
【当時、医者の憧れは何といっても幕府の御典医であった。「奥医師」は将軍の侍医で法印(ほういん)・法眼(ほうげん)に叙し「御番医(ごばんい)」は表御殿に詰めて大名・旗本の急患に備えた。法印・法眼・法橋(ほつきょう)は僧位で、ここでも医者は坊主扱いである。奥医師と御番医のほか、「寄合(よりあい)医師」「小普請(こぶしん)医師」など予備役の医員がおり、「御広敷見廻(おひろしきみまわり)」という見習医師もいる。御広敷は大奥の事務局にあたり、大奥女中の急病に備えるとは表向き、彼女らを稽古台にしたインターンであった。御典医には多くの門弟がいて、御広敷見廻はその中から選ばれる。】
http://www5f.biglobe.ne.jp/~yoshi3/igaku.htm
(医学 藪医と名医が混在したライセンス不要の時代)から・・。
御広敷=おひろしき 御広敷医師は大奥のお医者みたいですよ!
>ネット上に秘書がいるみたいです
秘書だなんて光栄です。秘書みたいな仕事をしてみました。
ドラゴンフルーツ、珍しいですね、実は食べられるのかな?