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☆神に仕える身でありながら、カミガミ(紙々)の要らない世界を標榜する人間の一人として、電子メディアに自分の思いを綴ることは大きな喜びです☆本を書かない代わりにここでいろんなことを書いてみたい。
 

司教さま、有難うございます。

投稿者 塩梅 投稿日時: 2007年01月07日 15時53分
一つの言葉へのコメントに、お返事いただけて嬉しかったです。(ノд・。)

本当にもしも、本田神父さまに伝わりご理解を頂けたらと思うこと、言葉にすると上手くないかも知れません。だけども、困難を受けいれて、自分の出来ることを考えて、そして世の中とのお付き合いを真剣に考えている障碍者は増えています。
医療やリハビリ技術の発達、介護技術や介護用品の充実で、私たちが自立して出来ることは少しずつ増えています。それでも「障碍者であること」で健常の方々の手をお借りすることはありますし、障碍そのものを何とか出来ないことのほうが多いですが。ここ近年、一般の方々の意識向上もあって、外出の際、随分とお手をお借り出来るようになって、感謝しています。

でもそれを「当たり前だ」と思ったり、「障碍者であること」を逆に利用してしまう人も少なからずいるのです。その時点で自分の傲慢に気付いて反省できればいいのですが、『弱い人だから注意しちゃあいけない』と思っている人や事なかれ主義の人は多いので気付くチャンスが少ない。

そういう人を利用しているのが、「政治団体」や「宗教団体」です。
障碍の程度によっては、自宅での生活が出来ずに育つ方も多いですし、養護学校が寮制でないともたなかったりします。自宅で過ごすにも、家族にかなり負担をかけているのを知っています。だけど、そういう弱みにつけこんで、私達の生活に自分たちの主張を押し付けるのを止めて欲しいんです。
そういう人についていけば、自分の面倒を見てもらえる、と思ってついていく人もいます。それは、個人のことで仕方ないけど、そういう団体に入ればその人の「個」が段々消えていって、その人は「団体のスピーカー」になっちゃいます。それに気付いて離れていこうにも団体側に生活のケアを頼ってしまうから、足抜けできない。
教会だと、神父さまやシスターが「善意で」着手してくださる。だけどお考えとしては「洗礼まで」なんです。あとは教会の仕事だからということで、ほとんどは素人である信徒さんがそれをされることになります。でも、信徒さんにも生活があります。私達としても、職業でしている方の方が頼み易いことが多いです。そういうことですれ違いが積み重なって、教会と切れてしまうことも多いのです。

社会的弱者と言われる側に、興味を持っていただくことは感謝するべきことなのですが、本当に助けようと思ってくださるなら、私達も「成長したい・出来るだけ自立したい存在」でもあることを
忘れないでいただけないか、と切望しています。同じ人間と扱って下さるのであれば、「守る」段階以上のニーズが今はあることをお考え願えましたら、幸いに思っております。
親エントリ のんびり・サンデー
 

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