郡山健次郎

それでも!Blog

会議中なのに?

司教会議なのにどうして箱根?そんな疑問と不信を恐れながらそれでも書くのは何故? 話せば長くなるが、神学生になったばかりの年だから62年も昔のことになる。当時、福岡の神学校では慶応の通信教育を受けることになっていたので、夏休みになるとマリア会...
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春遠からじ

司教総会始まる。午前中の審議事項は、典礼委員会から出された「 祭不在のときの主日の集会祭儀」の緒言と式文。1988年に「 司祭不在のときの主日の集会祭儀指針」が典礼省から出されていることを今頃知った。鹿児島ではかつて体験したことのないことだ...
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荒波を越えて

海が時化た時は離島の悲哀が蘇る。かつて神学生の頃、冬休みが憂鬱でならなかった。冬の七島灘の時化は半端ではない。わずか1500トンの定期船はまるで木の葉。そんな時化の中、洗面器を両手に抱えて階段で一晩過ごしたことも。内臓機能も完全にリズムを失...
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ザビエル様擁護論

ザビエル様が孤軍奮闘、ついに力尽き傷心のうちにインドを離れ、マラッカに向かわれた。そんな理解を促す記述には、前回述べたように違和感がある。それというのも、インド南部での宣教活動の間にしたためた兄弟司祭たちへの勧告や励ましはエネルギッシュで失...
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ヒョンなことからザビエル様

「ルルドの聖母の祝日おめでとうございます」の挨拶で始まるMEインド代表からのメールは各地でのウイークエンド開催やお祈りの依頼など様々なカラー太文字でのお知らせ満載。“毎日のミサ”を開いて発信当日の2月11日の灰の水曜日がルルドの聖母の記念日...
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新聖堂献堂

久しぶりの国分教会訪問は献堂式。献堂式は三回目。種子島に赴任した1978年の翌年だったか、小さな中種教会献堂式が一回目。前任司祭がおぜん立てしたものを引き継いだだけだが、初めてのこととはいえ、今思えばいろいろと不備ばかりが思い起こされる。二...
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やっぱりあった

洗濯はミサ後の朝6:30過ぎと決まっている。もちろん毎日ではないが。今朝は快晴。早速4階に上がって洗濯機を回した。ミニ盆栽に水をやるべく外に出た。澄み渡った東の空には明けの明星が。手前の二十階のビルの屋上のあたりからは、おそらく暖房用のボイ...
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細部に宿る神

昨日と今日、正平協勉強会。正確に言えば、カトリック正義と平和協議会錬成会。テーマは「福音ってなんだ これだ!」。ちょっと変わったタイトルだが、確かに、”これだ!”と感じるときがある。信者であるなしに関わらず、「この人は福音を生きている」と感...
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それでも、始まりに乾杯

今日は日本二十六聖人の祝日。「群衆の中のキリスト者の一人が彼に向かって『君は間もなく楽園に入るよ』と叫ぶと、ルドビコは腕と体全体に喜びをみなぎらせ」(毎日の読書192頁)たという。「それから、4人の刑吏は槍の鞘を外し、…非常にすばやく、一突...
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レンズはレンズでも

カメラのレンズが欲しい。花や野鳥を遠くから見るのでなく、手元で子細に観察したいというのが長年の夢。中古の300㎜を手に入れたのは2,3年前。それなりに活躍してくれているのだが、難点があることに気がついた。野鳥というのは、数十メートルの接近を...