大会テーマ:憐れみ深い人々は幸いである。その人たちは憐れみを受ける。マタイ5.7

安全開催を保証

今朝、配信されたUCANEWSによると、フィリピンからのWYD参加者は1500人!しかも、教区での日々に参加するため、すでに17日に出発。シンガポールからは350名。世界にテロが蔓延しているので参加を危ぶむ人もいるのが分かっているためかと思うが、クラコフのダミアン補佐司教は「参加者のためにも教皇のためにもすべてを100%安全にしなければならない」と話されたとのこと。是非そうあってほしい。

勢いづくインドの教会

ポーランドと言えば、インドからの参加者150人のビザ発給手数料を免除したという。インドのカトリック人口は1700万。信者は増加の一途をたどり、その勢いは、青年司牧担当の司祭の言葉にも表れている。「教会とインド政府が協力しさえすれば、(WYDのような)こうしたイベントならうちでもできる。」ボクの憶測だが、「次回のWYDはインドで」というアピール?

次回はインド?

彼が言うように、200万もの若者の祭典となると「単に宗教的立場だけでなく文化的政治的視点に立つ必要がある」わけで、実際、どこであっても、開催国の交通機関は無料になるし、教皇が来られるとなれば警察も黙っているわけにいは行かない。やはり、国を挙げて取り組むのがWYD。次回開催国の発表は教皇ミサの終わりになされるが、次回は、果たしてインドになるのか。

若者の信仰強化

いずれにしても、WYDの目的は、若者の信仰強化にある。若者が育たない教会に未来はない。そのことをいち早く悟って世界の教会に呼びかけたのが御存知聖ヨハネ・パウロ二世教皇、1985年のことだ。それ以来、ほぼ三年おきに各地で開催されている。日本からの参加が少ないのは、大学の学期制度に問題がある。一日も早く9月新学期という世界標準に合わす必要がある。そうでなければ、日本のカトリック学生はますます孤立感を深めるばかりだ。

欠陥民主主義国

ついでに、腹立ちまぎれに言えば、思想を感じない政治、幼稚園改革、観光振興などなど他人事と思えない。幼稚園改革、今のところ、我がカトリック幼稚園は多大な恩恵を被っているのでありがたいのだが、出生率の増加はわずか。どうしたら出生率が飛躍的に伸びるかという詰めが甘い。人格、人権意識欠如国ニッポン!そういえば、日本の民主主義は不完全だという記事を読んだ。

つつがなきを

WYDの話からつい脱線したが、テロに遭遇することなく帰国できるよう祈っていただきたいと思う。日本巡礼団は一行140名。うち若者約100名。大会後アウシュビッツにも立ち寄る。7/23-8/5。今回が最後のお勤めとなる。

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