郡山健次郎

それでも!Blog

十戒は禁令集ではなくどんなことがあっても共にいる神からの呼びかけ

変動の時代を生き抜く原理は何か出エジプトの状況を見ると混乱した時代の中で、とくに司祭としてどう道筋をつけて生きればいいかが見えてくる。エジプトは人を奴隷とする問題性に満ちた世界。そこからの脱出としての出エジプト。しかし、待っていたのは砂漠で...
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黙想することの意味は目覚めていること

み顔を探して「この時代にイエスのみ顔を探して」今回の3教区合同黙想会のテーマだ。指導司祭は著名な霊性神学の大家。講話1導入の話のテーマは「存在の基盤であるミゼリコルディア」。不毛な悲観主義最新の科学的研究に基づいたラウダート・シから、今は、...
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聖遺物と共に過ごした聖時間は二人の聖人とのクオリティータイム

聖遺物崇敬9時のミサに引き続いてなされた、聖ヨハネ・パウロ二世と聖ファウスチナの聖遺物安置と崇敬の式には約50名ほどが残った。第一級の聖遺物というだけあって容器も小ぶりだが立派なもの。「聖ヨハネ・パウロ二世と聖ファウスチナが一緒に祈ってくだ...
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突然の韓国ミションは飛ぶ鳥をも落とす勢いに満ちたインチョン教区

突然の訃報突然の訃報に韓国中に衝撃が走った。29日、ビザの関係で一時帰国したフランシスコが、翌日の月曜日、つまり5月30日午後、「アイグー!大変です、大変です!」との緊急電話。ただでさえパニックになりやすい彼を待っていたのは、恩人ともいうべ...
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“堅信式は大人の信者になる秘跡”って誰が言い始めたのか?

当てが外れた(1)昨年のクリスマスから、今年の復活祭にかけて11名の大人が洗礼を受け、そのうち10名が今日の堅信式に臨んだ。中学生1人を加えて11名。子供が一人でもいてくれると話しやすいので助かった。例によって質問から。「堅信の秘跡とはどん...
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今更聞けない、日曜日が休日になった本当の意味と目的は?

いいわけ実は、夕方の高速船で種子島に行くはずだった。「明日はどこに?」お昼時の主任司祭の質問に軽く答えたものだ。「種子島です。例のYOUCATです。」「明日帰るんですか?」「そうです。」これも軽く答えた。「明日はザビエルの堅信式になっていま...
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地域に密着し、地域に愛され、地域に貢献して50年

「ロザリオには59の珠があります。その一つをつまんで上げるとみんな一緒に上がります。鎖につながっているから当たり前です。」この言葉で、小神学校(高校)から大神学校に進む決心がついた。この4月、心のともしびの代表を引き継いだ同僚司祭の就任の挨...
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天地創造は日々繰り返される新しい始まり、小さな創造の業

突然ですが…「初めに神は天地を創造された。地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の上を動いていた。神は言われた。光あれ。こうして光があった。神は光を見て良しとされた。神は光と闇を分けた。光を昼と呼び、闇を夜と呼んだ。夕べがあり、朝...
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キリシタン屋敷跡の人骨は殉教者シドッチ神父さんに違いない!

ビッグニュースカトリック中央協議会から先日送付された4月の常任司教委員会議事録のA3版綴じ込み報告資料は、先般一般紙でも報道され、教会関係者にはビッグニュースにもなった再開発に伴って出土した三体の人骨に関するもの。去る4月4日に文京区でなさ...
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熱かった奄美教会の草創期

奄美の教会群の空撮画像にコメントを付ける作業をしていていくつかの興味深いことに気がついた。一つは、奄美の宣教が初めから一貫して「人々の要請が先にあった」ということ。県から派遣された臼井さんという大工の棟梁が、島の大工さんたちにキリスト教の話...