圧巻は2才児
9時に始まったクリスマス会。第一部はお遊戯会。全園児90名がオンステージ。第一部の圧巻は何と言っても、さくら組の2歳児たち。中でも、9月から来たK君は、おしゃべりもままならない最年少。ようやく、「ママ、ママ」の泣き声から開放されたばかりの団体行動なだけに、何がどうなっているのかつかめないままの”とべないぺんぎん”。見よう見まねどころか全く動じることなく終始不動。やがて、熱演する仲間を尻目に、トコトコと後方に移動して背景に張られた金色の星に手を伸ばした。それも果たせぬうちに幕。それでも割れんばかり?の温かい拍手。舞台に留まり続けただけでも大成功。先生たちの感激もひとしお。K君はまさに混沌。やがて、新しい世界に目を開かれて開花し、力強く自分の意思で歩き、成熟した存在へと進化していく。1,2年のうちにその姿を見ることができるのだと思うとワクワクする。「K君に栄光あれ!」だ。ちなみにK君は左端。
子どもたちの宣教活動
第二部は聖劇。クラスを一つ開放した2階の特設ホールは100人近い人で埋まった。私語一つしない静けさの中で始まったお告げの場面にみんなが引き込まれた。天使が去って一人残されたマリア様が、「お望みの通りにして下さい」と祈る場面で幕が閉まると、一斉に拍手が起こった。思わず胸が熱くなってしまった。そして、一幕ごとの拍手。観客は家族なので当然かと思うが、聖劇を初めて見る人々にとっては、すべて目新しかったのだと思う。子どもたちの宣教活動だ。今回は、PTA会長さんの計らいで、音響の専門家に、指宿映画祭を手がけるプロ集団にも来ていただいての撮影という豪華なスタッフにも支えられた。できあがったDVDが楽しみだ。
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