心を残したまま
タイから帰国後、御領ヶ池が気にはなりながら足が向かなかったのは、やはり、疲れがたまっていたせいだったらしい。無理をしないで休養に努めたおかげで、体の動きがずいぶん楽になった。快晴の昨日、終礼後に出かけてみた。観察場所に立つ掲示板に紹介されている野鳥で、唯一キンクロハジロだけが確認できてなかった。興味のない人には、どうでも良いことだとは思うが、写真で見る金色の目に黒光りのする羽に覆われた胴体と腹部の真っ白な羽毛。インパクトのある姿をこの目で見たいと日参したのだったが果たせないまま、タイに行ったのだった。
キンクロハジロ
久しぶりの湖面に目をやると「いた!」と心が躍った。しかし、他の鴨たち同様、頭を埋めて丸まったままでいっこうに動く気配がない。とうとう、全身を見ることはできなかったが、腹部の白い羽毛がくっきりと確認できた。金色に輝く目を見ることができなくて残念だったが、そのうちお目にかかれるものと思う。今回はこれで良しとしよう。
ジョウビタキ
この野鳥は、里が生活の場らしく、目の前に突然現われるから面白い。カメラにキャップをして帰路につき、教会見えるところまで来たところで、ひょいと目の前の菜園の網に止まった。しかも、こちらに向きを変えてサービスしてくれたかと思うとすぐに飛び去った。
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