ドイツ人はなぜヒトラーを選んだか
新聞の日曜版で必ず目を通すのが本紹介の頁。前の日曜日に目についたのがこの衝撃的タイトル。数年前のポーランドでのワールドユースのとき、アウシュビッツに行った者としては看過できないタイトル。「なんであそこまでやったのか。」そんな疑問に答えてくれるに違いない、というわけで即購入。すぐに読めるのがデジタル書籍の良いところ。最後までは読んでないが、ヒトラーについてのいくつかの情報がボクには新鮮。まず彼は、大学どころかちゃんとした学識がなくドイツ語そのものの文法もいい加減だったらしい。政治的素養というものがあったわけでもない。しかし、空気を読む能力には長けていていつの間にか軍隊の中枢に上り詰めた。
あ、そうそう、デジタル書籍の良いところは述べたが、大きな欠点はコピペが出来ないこと。だから、正確な引用ができない。したがって、こうして書いていることも正確さに欠けると思われるが、悪しからず。
ところで、ボクが知りたかったというのは、なぜユダヤ人撲滅を図ったかということ。何かの事件で裁判にかけられたとき、彼に不利になる証言をした人がユダヤ系だったという。もしかして、そんなことで恨みに思ったのか?答えはまだないが、彼自身もユダヤ人の血を引いていると聞けばますます謎が深まる。ただ、今日、各地で台頭している反グローバリゼーションの動きに似ているという著者の指摘は頷けた。午後続きを読みたい。
動画で気分転換
難しい話はさておき、鳥たちの動画で気分転換してもらいましょう。昨日の午後、池に行く通りに植えられたレンギョウがこのところの暖かさできれいに咲いていた。
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