つれづれなるままに古事記を読むにつけ驚いた

たいそうな暇のつぶしかた

と思われるかもしれないが、もう少し正確に言うと、数日前に購入したのが写真の本で古事記の解説から始まっている。その解説を読み始めて驚いたということ。

役立つことがまだまだありそう

役立つことがまだまだありそう

古事記(593-710年)の著者は「稗田阿礼ひえだのあれ」だと高校時代?に聞いたように思うが、実は彼が語ったことを太安麻呂(おおのやすまろ)が筆記したのだという。驚いたのは、彼は漢字で日本語の文章を書いた最初の人だった!

それ以上に驚いたもう一つのことは、当時の日本人の死生観。「よもつひらさか」(黄泉比良坂)の解説が面白い。黄泉(よみ)は死後の世界で比良は平ら。坂は境のこと。つまり死後の世界と現世に地上と地下の区別はなくただ境があるだけ。

天国と言えば上のことで地獄と言えば下。そんなイメージがあるが、当時の人々にそんな思いはなく、地続き。復活の主が共にいて下さる。地続きの信仰。当時の人が聞いたらすんなり受け入れたに違いない。

卵を食べながら続きを読むとしよう

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