逃げた私は漫画家になれた
朝日デジタルのこの見出しが目にとまった。なになに・・・、読んでいくうちに次第に引き込まれた。著者は専門学校で漫画を学んでいる若者。奨励賞を何度も受賞した優秀な学生。ふと気がついた。大賞や佳作など上の賞が取れないのは何故か。
自分に対しても否定的になり諦めようかと弱気になったとき兄が背中を押した。「いいじゃん、逃げても。」長いトンネルを抜けるきっかけとなったのが「逃げ」だったという。そして、逃げを楽しむことに。すると思いがけない変化が次々と。
苦節十年、なかなか芽が出なかったが積極的に発信を続け、楽しさも増し、ファンも増え、ついに連載の依頼も来るようになったという。人ごとながらホッとした。「もっと偉大なことをあなたは見ることになる。」脈絡はないが今朝の福音。
これだけのことでは著者の本意を伝えていないと思うが、ボクが言いたいのは、「ボクは逃げている」と自分を責めずに「いいじゃん」と言ってくれる人がいて、「それもそうだな」とあっさり思えたこと。この陽性反応?がいい。
実は、変わり身の早さは誰にも負けないと自負できるのが信者。なのに、と思うことは多い。こう言うと、反論したくなる人は多いかと思うが。またまた脈絡はない が木一本生えていない酷暑の地ネゲブのオアシスを見て涼んでもらえたら嬉しい。
*オアシス関連の写真は1997年に撮影したビデオから。不鮮明さをご容赦下さい。
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