回勅

初めて肉眼で見た雲の渦。「私の主よ、あなたは称えられますように 私たちの姉妹である 母なる大地のために。大地は、私たちを養い、治め、さまざまの実と色とりどりの草花を生み出します」(アッシジの聖フランシスコ太陽の賛歌−女子パウロ会HPより)。第1項の結び。所属はイエズス会でも心はフランシスコ会。

「この姉妹が今私たちに叫びをあげています。神様がくださった良いものを無責任に使い濫用して彼女に負わせた傷が痛むからです。…土壌や水、空気やすべての命あるものに見られる病気の症状は、罪に傷ついた私たちの心にある暴力の姿を反映しているのです。…私たちは、池のチリでできていることを忘れてしまっているのです。つまり、彼女の要素の一つで出来上がっていること、彼女の空気を吸っていること、更に彼女の水から命と安らぎを得ていることを。…」(第2項試訳)。

冒頭からフランシスコの世界。一人一人に呼びかけようとする教皇の思いが読める。早くちゃんとした日本語で読みたいと思って、ふと、最後はどうなっているんだろうと思って最終ページに飛んだ。驚いたことに冒頭と同じような雰囲気の長い祈りで結ばれていた。

創造の業と一致するキリスト者の祈り:「父よ、私たちはすべての造られたものと共に貴方を称えます。それらは、あなたの力に満ちた御手から出てきたものです。それらはあなたのもので、あなたの現存と優しい愛に満ちています。あなたが称えられますように。

神の御子イエスよ、あなたによってすべては造られました。あなたは、母であるマリア様のお腹の中で形造られました。あなたは、この地球の一部となりました。そして、人間の目をもってこの世界をご覧になりました。あなたは、復活の栄光のもとですべての被造物の中に生きておられます。あなたが称えられますように。

聖霊、あなたはあなたの光によってこの世界を御父の愛へと導いておられます。そして、うめき苦しみながら新しいものを生み出されます。あなたは私たちの心の中にも住んでおられます。そして良いことをするようにと促されます。あなたが称えられますよう。……」(終わりの祈り試訳)。

 

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