高齢化でも力を感じた聖なるひとときだった
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歴代司祭をバックにミサ後の記念撮影直前
中でも聖歌隊の力強い歌唱力はまだまだ健在。声の力は健康のバロメーターと言うそうだが、信仰のバロメ-ターでもあると感じた。なじみの信者たちとゆっくり話すまもなくホテルへとせかされた。話は前後するが、お昼のために立ち寄ったレストランは超満員の盛況。文字通り世界遺産登録に沸く奄美そのものだった。
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レストラン専用ビーチ
ニンニクの効いたボンゴレはなかなかのものだった。窓外には青く澄んだ海とレジャーを楽しむ観光客の姿が。故郷が一大リゾート地になったようで何だか少し悲しかった。喜んだ方がいいとは思うが、観光客ファーストで地元民が小さくなったり自然が壊されることになっても困る、のは取越し苦労のよう。
機内でもらった「あまみシマ博覧会」のパンフレットで環境保護対策もしっかりなされていることが分ったからだ。参加してみたい企画もたくさんあったが結構強気のネダン設定で、なるほど観光客用だと納得。それにしても、英語の通訳資格を持ったオバサン、いやガイドさんもいて頼もしい限り。
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シマッチュも逞しく
ミキ作りから泥初め体験までありとあらゆるシマの魅力を提供していることに驚くと同時に、のんびりおっとりしていると思っていたが結構したたかに目覚めていることにシマッチュの新しい一面を見た思いだ。
それにしても、新装なったホテルの従業員の案内のおおざっぱさにはこれぞシマッチュ。やっとシマに戻った気がした。というのも、夜の会食について確かめると「お2階で6:30から」とのこと。それではというので、名瀬の町を一望できる風呂とサウナを楽しみ、部屋着に着替えて会場に上がった。しかし、時間を過ぎても誰一人来ない。
しょうがないから、「一番搾り下さい」ということでチビチビやりながらスマホでニュースを見たりしながら時間稼ぎ。7時前司教さんがやってきた。曰く「7時からと聞いていた」という。まもなく、三々五々集まりだしたところで「7:30からです」とすまし顔の幹事役に思わず絶句。奄美の司祭団もシマッチュになっていた!
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奄美上空の入道雲は超ダイナミック
夕方5時からの聖母被昇天のミサで洗礼式。フィアンセも駆けつけ、本来なら盛大なお祝いになるところだがこのご時世残念。しかし本音を言えば「ラッキー!」さすがにダブルヘッダーはこたえた。世話好きな信者にもらった栄養剤4錠を飲んで8時に就寝。週末はまた出かけるので今週は少しゆっくりしたい。
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