奄美新聞コラム「奄美春秋」(1月25日）より
「デジタル民主主義」思わずナニナニ…。10年前台湾で開発されたシステム「ジョイン」を参考にしたという。政策のアイデアを市民が投稿できるもので、5000件集まったら政府が検討することになっているという。市民が国を動かす、文字通りの直接民主主義。
日本でも始めようという人たちがいて、その名も「デジタル民主主義2030」。先の都知事選で得票数第5位の候補者で、協力する政党や自治体を募集するのだという。
2030というから5年後には実現を目指すということに違いない。もちろん寄せられたアイデアはAIに任せて公平かつ国民の幸福に最もふさわしいと判断した政策が実施されることになる、ということが期待されているのだと思う。ワクワクするではないか！大賛成！
と、喝采を送ったものの…
「ちょっと待てよ…」今の政治情勢だと、「国防国防！」の声が国中にこだまして「核廃絶、原発廃止」の声がかき消される可能性がある。それに、「掘って掘って掘りまくれ！」「そうだ、そうだ！」と叫ぶ大統領にもろ手を挙げる国民が大半を占める米国に日本はすぐに飲み込まれてしまいそう。温暖化推進に加担することにもなりかねない。
AIに賢明な判断などできるものだろうか。危ない危ない！
庭先に放置された？それでも花を咲かせたカトレア！この生命力、この忠実さ！自然のリズムと共に歩みたい！
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