モーセは約束の地を目前にして涙を飲んだ
申命記34.1-4「モーセはモアブの平野からネボ山に登り、…。そこで主は彼にギレアデの全地をダンまで示し、私がアブラハム、イサクに、これをあなたの子孫に与えると言って誓った地はこれである。…あなたの目に見せるが、あなたはそこへ渡って行くことはできない。」
感動しながら眺めていたモーセは、思わず、「ケチツ!」と叫びたくなったのではなかろうか。こうして、モーセは「モアブの地で死んだ」(同上5節)。享年120歳。まあ、長寿を全うしたということだから後顧の憂いなく、後をヨシュアに託したに違いない。
そのネボ山の頂上で見たものは
木に絡まるあのへびだった。あのへびとは「モーセは青銅で一つのへびを造り、それを竿の上に掛けて置いた。すべてへびにかまれた者は、その青銅のへびを仰いで見て生きた」(民数記21,9)。ということから、救急車には竿に絡まる蛇が描かれている。カトリック医師会はこの蛇の代わりに花をあしらっている。残念!
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