奄美が日本の聖地と言われるゆえん、追加

改めて思う祭りの多さ

和光園教会での感動のマリア祭はすでに触れた。浦上教会のルルド祭、そして大熊教会のファチマ祭。いずれもマリア様を祝う。市内のもう一つの教会、通称マリア教会はコンベンツアル・フランシスコ会担当。だから、フランシスコ祭がある。

いや、まだある。お隣の竜郷タツゴウ町の瀬留セドメ教会にはブイジュ祭がある。ブイジュ神父さんはパリ外国宣教会の司祭でフランス人。唯一奄美の土になった神父さん。お墓は村の共同墓地にある。

ロザリオの祈りも熱心

10月はロザリオの月。我が大熊小教区では、月曜日から土曜日の午後7時半、各教会それぞれに集まってロザリオの祈りが捧げられる。主日はミサ前になされる。

「主イエス・キリスト、私たちの罪を許して下さい。すべての人々、ことに御あわれみを最も必要としている人々を天国に導いてください。アーメン。」一連毎に繰り返される。口語体だが、昔、耳にした記憶の残る古典的な祈りだ。参加者の口調のなめらかさに歴史を感じた。

記念祭にロザリオ

この二つこそ、奄美の教会を支え生かしている信仰の風土。

ビアンネ神父さんの母親のグループが祈りながら編んだ

ビアンネ神父さんの母親のグループが祈りながら編んだ

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