新体制で毎月
4月2日以来となる奄美youcat、肝心の高校生たちは運動会の練習とか何とかで全滅。しかし、そんなガッカリを補ったあまりあるような希望の灯火が。というのも、この4月、彼らの小教区に赴任した司祭が2人も出席しただけでなく、ボクに代わって面倒を見てくれることになったからだ。今後は5人プラスα体制で毎月のyoucat が可能になったということなので嬉しい。つまり、5人の高校生を支える司祭2人、青年2人、大人1人、不定期参加の青年が複数控えているのでプラスα。
支えは必須
この支えの存在は継続するための必須の条件であるだけでなく、若者を中心に成長する教会の理想の姿という点で特筆する価値がある。もちろん、可能な限りボクも顔を出すつもりだ。大人や司祭のこうした支えが生涯にわたって残ることは自分自身の体験だ。ちょうど同じ年ごろの高2の時だったと思う。薬剤師になって実家の薬局を引き継ぐことになった10歳ほど年の違う先輩がいた。4、5名だったと思うが、自宅での読書会に招かれたことがある。最初に読んだのは森鴎外の高瀬舟だった。なぜか、数回で終わったが、「いつでもここに来て好きなように過ごしていいんだよ」という言葉は60年経った今も魅力的な笑顔と共に蘇る。
スマホ聖書
ともあれ、今回は、予定していた聖書の無料アプリのダウンロードから。しかし、社会人の彼らは使い勝手のいい有料に。とくに司祭の1人は若いだけに早速使いこなして「カラーマーカーもできる。コレはいい!」と高い評価。「信者のスマホには聖書を!」という願いが大きく支持されたのも大きな収穫の1つだ。次回は行けないが、高校生たちが目を輝かせてスマホの聖書と取り組んでいる姿が彷彿として思わず1人で「いいね!」支えの5人とのスマホ聖書会とyoucatの予習。次回は彼らがクラスを持つからだ。祝76才のケーキはサプライズ。
主の家は堅く立つ
100年を超す二階建ての司祭館での一夜は汗もかかず快適そのもの。明けての今朝は大勝教会でミサ7:00。参加者3人でも信仰の熱さは10人分。来年で20年になる手作りの聖堂は、当初、天井が高く台風時の強風が心配されたが度重なる台風にも関わらず泰然自若、凛として当時のまま。職業科の教師だった頑固な叔父の指揮のもと、友人信徒の協力を得て出来上がった。篤い信仰の持ち主集団だけあって、これまで一度も手を入れる必要がなく不動。文字通り主の家は堅く立つ。ミサ後の持ち寄り朝食では異口同音に絶賛。来年20才となる主の家を少し盛大にお祝いしなければ。
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