ビンゴゲームがあるかないか
もっともこれはアメリカでの話。昔聞いたことだが、教会入口の案内板に「○○曜日にビンゴゲーム、とあればカトリック。」そういえば、50年前、たまたま居合わせた大神学校の記念日のミサ後のバザーで一番盛り上がっていたのがビンゴゲーム。近隣の住人たちが大勢やってきてビンゴゲームに興じていた。10ドル20ドルとお金が飛び交っていたのには驚いたものだ。
しかも、修道服を着た若い神学生たちが、お札で膨らんだ大きな袋をニコニコ顔で肩にかけて運ぶ姿にも思わず「さすが!」と、もう笑ってしまった。あれから50年、アメリカの教会は様々なスキャンダルにまみれてしまったが、今どうなっているのか全く分からない。それはともかくとして、
奄美の教会は変わっていなかった!
もちろんビンゴの話ではない。墓の祝福に家の祝福。50年前と変わらずに今も健在。11月には墓、今月は家。新築の墓や新築の家ではなく、恒例の教会イベントなのだ。子どもの頃は、カプチン会の司祭たちが、各家庭を訪問して、柱に十、K、M、Bと記していた。カスパル、メルキオール、バルタサルの頭文字。
東邦の国から三人の博士たちが幼子を礼拝に来た。その名がこれ。しかし、名前の記録は聖書にないので、いつの頃からか、ギリシャ文字のXP(キリスト)を合体させた形で印し、下にその年の年号を記す、という形に変わった。主のご公現の頃という時期は変わらない。今年も無病息災!いい言葉なので祝福の後使わしてもらっている。
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