屋上の垂訓

それでも!Blog

まいても発芽しないくせに放っておくとどこかで顔を出す。

久しぶりの気持ちのいい快晴。洗濯日和。ミサ後、混まないうちに、早速二日分を持ち込んだ。朝食後の8:00、洗濯物を干してふと気がついた。

数年前の厳冬でひどい凍傷にかかり、すっかり弱り果てたドラゴンフルーツ4本のうち2本にそれぞれ1個ずつ大きな花が。しかも、そのうちの一本は生育不良で背丈が伸びず、横に伸びていくばかりで一度も実をならしたことがないもの。そのため、初めての花も鉢からこぼれ出して床に伏すように咲いている。あわててブロックを2個重ねて枕にしてあげた。

もう一本も、凍傷のあとが痛ましい老木ながら特大の花を咲かせている。そろそろ土を入れ替えて、支柱も新調しなければと思っていたところなので、申し訳ないやら、いじらしいやら。とにかく、植物たちの律義さには涙が出る。花が咲いたら間違いなく実になるのがドラゴンフルーツ。久しぶりに大型のものが収穫できそう。

それにしても、青々と葉を茂らせるコーヒーの木。6,7年前に貰い受けて大事に育てているのに未だに実がつかない。寒さに弱いので冬場は廊下に避難させ肥料も上げて手厚く面倒見ているというのに。実のないイチジク(マタイ21.19)のことが思われる。かつての持ち主が「まだですか?!」と驚くほどだ。 少しはドラゴンフルーツを見習ったらどうだ!

冬場に強い鉢物はほとんど聖書の植物の庭に移植したので、屋上には空っぽの鉢やプランえ、まだですか?!ターが雑然と放置されて手持無沙汰。ここも何とか片付けないといけないナと思いつつ眺めていると、床と壁の境目に何やら青いものが。吹き溜まりに根を張るいつものヤツが芽を吹いたナと近づいて驚いた。またしても、カラシダネ!しかも、身を寄せ合うように3本。成長が早い木なので生後?2週間ほど。雨が多かったので成長が加速したに違いない。来週早々移植することに。

古い革袋では両方ともダメになるから、「新しいぶどう酒は新しい革袋に」(ルカ5.38)。今朝のミサで主は言われたが、古くなっても目を見張るほどの大輪の花を咲かせるドラゴンフルーツの秘密を知りたい。

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